ソウルの北 楊州のトレッキング 後半 | 新・「ソウルの達人」への道

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ソウルを中心とした韓国の魅力を不定期で紹介します。

韓国によくある山道。標高は低いが、急です。岩山が多いので、足元は滑りやすいです。斜面の途中のベンチまであります。



  楊州トレッキングの続き


いつもブログをご覧いただき。ありがとうございます。


昨日の投稿に続いて、ソウル市の北に位置する楊州市のトレッキングの思い出。

韓国の山にありがちですが、岩盤の上を歩くことが多いので、よく滑ります。そんなところには、手すりがきちんと整備されています。

途中で見晴らしが良い場所も多いので、周辺の街並みが見えますが、なぜこんなに霞んでいるかというと、PM2.5、韓国ではミセモンジと言いますが、の影響です。

ソウル近郊の山は、標高は低いのですが、急です。登山ルートを確保するために、階段が設置されているところも多いです。コンクリートの階段が設置されている山もあります。

こんなところを登っていきます。


日本では、年に1回、八甲田山を登山する程度の私にとっては、こういう道は怖くて行けません。

横から見ると、こんな斜度。右奥に国旗が掲揚されているのがわかりますか。

よじ登らなければならないところには階段があります。

隣の山も斜面は急です。

断崖絶壁です。そして、ここには私しかいません。足を滑らせて落ちても、誰もわかりません。あの国旗のところまでは行けません。


そして、ここは頂上ではなく、単に、見晴らしが良い場所。

上には、さらに階段が整備されているので、助かります。

だんだん頂上に近づいてきました。

岩の上に松が生えている、韓国チックな場所です。

この岩の上が頂上か?

はい、頂上の印があります。たかだか、標高470mで、登る時間もさほどかかりませんが、急な坂道が続くので、登った気になります。

周辺にはいくつか頂が、でも、私にはあそこまでは行けません。高所恐怖症でもありますし。

頂上からは、周辺の街並みがよく見えます。

小さな山がいくつか連なっています。

頂上には独特の形をした大きな岩があり、もともとの形なのか、作られたものなのか。


岩には、感じで佛谷山と書かれています。

あんなところに人が。韓国人は、必ず突端まで行きます。勇気があるのか、怖さを感じないのか。私には絶対に無理です。

急な坂ということは、下る時は下が全部見えます。

階段があるので、歩きやすいのですが、高所恐怖症の私には、下が見えると急激に怖さが増します。普通の登山道は、グルグルと回りながら、坂を下っていきますので、下まで見えることはあまりないです。低い山の場合は。

ところが、韓国の場合は急な斜面に直線的に階段を設置しているので、下が丸見え。


階段を下っていくのですが、空中に身を投げ出しているような気になります。私は怖いので、手すりをしっかりと持ち、一歩一歩ゆっくりと下ります。


何でもパリパリ(早く早く)の韓国人の性格上、短時間で登り、短時間で下る。途中の景色などを楽しむ必要がありません。

所々に自然の道はありますが、この先にも階段があります。

その斜面は、こんな角度。

途中に、別の頂がありました。

サントゥボン、漢字では〇〇峰。ちょっとわかりません。

隣の山もどこかから登るルートがあるはずです。

山頂に人がいるのが見えます。

右手に見える登山道を下ります。

手すりはあるものの岩です。

急です。腰が引けて、お尻を地面につけて、滑りながら落ちました。

ちょくちょく眺めの良い場所があります。

岩山なので、これ以上の登山道は望めません。

気分的には、崖を下ってきた。

周りの木や草が生えていれば、まだそれを掴むことができるのですが。

ここまでくれば里です。

あとは平坦な道です。

振り返ると、今登ってきた山です。

あと少しで終点。


小さい山ですが、四方八方からのルートが整備されており、十分楽しめます。

韓国の山でいいなと思うところは、登山口のすぐ近くにバス停があることです。

なので、帰りは、バスに乗って、楊州駅まで行き、1号線でソウル市内へ。公共交通機関を使って、トレッキングに出かけることが簡単にできます。


なので、週末の夕方の地下鉄の車内は、山帰りのアジョシとアジュンマでごった返します。下山後、マッコリを飲んでいる人たちが多いので、赤ら顔でうるさい。


こんなソウルの週末の過ごし方、もう一度したいですね。


[NAVERマップ] ブルゴク山 경기도 양주시 유양동



by aero-K