ソウル駅から1号線で北へ約1時間。運賃は1650ウォンなので、約160円。電車に1時間乗って運賃が160円なんて、日本では考えられない料金。それだけ、韓国では公共交通の運賃が安いのです。
ソウルから北、楊州の山の思い出
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
韓国は、公共交通がとても安い。そこで、公共交通機関をうまく使えば、ソウルの郊外でもかなり楽しめます。
私は、ソウルに駐在していた時は、土日のいずれかは、電車に乗って、ソウル周辺の山に行っていました。
その中で、楊州の山の思い出です。
駐在員当時、1号線のソウルから北は、やけに外国人が多く乗っている路線でした。大学の留学生か、工場の労働者か。東大門で乗り降りする外国人がやたらいました。
そんな1号線でソウルから北に約1時間で楊州駅。地方の割には立派すぎる駅舎です。
向かうのは左、楊州市庁です。
ソウルから北にはよくあるのか、検問所です。
この見えている山に登ります。
楊州市は、田んぼもある地方都市です。
楊州市庁へはバスに乗って行きました。
韓国の地方へ行くと、集落の入口に、トーテムポールのようなものをよく見ます。
見えてきたのが、楊州市庁です。
直訳すれば道路原票。距離や経度が記されています。
楊州市庁です。
登山路とトイレはこちら。
各種標識が整備されています。市庁のところから登山道が始まります。
歩き始める前に大事なことは、トイレを済ませることです。
市庁舎のトイレを開放するのは、ウォーカーにとって大変ありがたい。
これが山の全景です。小さくて、わかりませんね。
登山道入口。
小さな山ですが、登山道はきちんと整備されています。
途中にあったブランコ。
標識が多いので、迷うこともありません。
岩肌が出ている道なので、滑りやすい。
大勢の若者が走っていると思ったら、軍隊の若者でした。北朝鮮に近いので、軍隊の駐屯地があるのです。
山頂まで1.6kmなので、小さな山です。
韓国の山で優れているのは、緊急時の備えです。事故、怪我、病気などで動けなくなった時、救助が必要な時、山にいれば救助隊が探すのに時間がかかります。韓国では、多くの山で、登山道にこのような現在地を示す標識が設置されています。119番に電話をして、現在地の番号を告げると、助けに来てくれるというわけです。
こんな感じで岩肌を登っていきます。
このような小さな山は、外国人が来ることを想定していないのか、流石に説明はハングルだけです。
山頂はまだ先ですが、話が長くなるので、今日はここまで。
また、見に来てください。
by aero-K