ソウル歴史博物館 日韓併合に触れない訳にはいきません | 新・「ソウルの達人」への道

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ソウルを中心とした韓国の魅力を不定期で紹介します。

1929年、朝鮮博覧会用に書かれたソウルの鳥瞰図。吉田初三郎の作品です。初三郎は、八戸市の種差海岸に別荘兼アトリエを構えました。



韓国では、1910年の日韓併合以降は、日帝強占期とされています。



日本人は南村(南山一丁目、旭町一丁目)に住んでおり、


朝鮮人は北村(安国洞、三清洞)に多く住んでおり、居住エリアが分かれています。


当時の地図


教科書



鍾路の通りです。日本家屋が軒を連ねていたそうです。今は、ほとんど残っていません。


下の写真は、1931年に建てられた和信百貨店です。韓国人の建築家による建物で、朝鮮系の百貨店としては第1号の記念すべき建物です。しかし、今はありません。 土地はサムソングループのもので、鍾路タワーが立っています。

歴史の違いなのでしょうが、日本が統治した国の中でも、韓国では日本時代の建物は少ないですが、台湾では今でも使われている建物が多くあります。
 
和信百貨店も歴史的建造物の価値があったかもしれません。

YMCAは今もありますね。



日中戦争の展示はショッキングです。


展示は鉄格子の向こうで、ほとんど見ることができません。






そして、終戦。





韓国を理解する上では、避けて通ることができない日韓併合。その基礎知識をえた上で、韓国と向き合う必要があります。

by aero-K