心肺停止状態で倒れた人に電気ショックを与えて蘇生させるAED(自動体外式除細動器)の公共施設設置率が、県内では95・9%に上っていることが県のまとめで分かった。県は「今後は使い方の周知に力を入れたい」と話している。

 AEDは04年から、緊急時に一般市民も使用できるようになり急速に普及した。総務省消防庁が09年に公表した調査結果では、AEDで救命措置を受けた人の1カ月後の生存率は42・5%で、受けなかった人の9・7%を大きく上回った。

【AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
AED寄贈サイト
http://aedkizo.com

 可児市若葉台の市立西可児中学校で13日午前9時55分ごろ、体育の授業で3000メートルの持久走をしていた3年生(15)が突然倒れ、救急車で病院に搬送されたが約2時間後に死亡した。  古川校長によると、1000メートルほど走ったところでつまずくように倒れた。いったん起き上がり、様子を見ていた体育の男性教諭に「大丈夫です」と話し、自分で立ち上がって再び約20メートル走ったところで倒れ、体をけいれんさせて意識を失ったという。女性養護教諭と体育教諭が人工呼吸と心臓マッサージ、AEDによる救命措置を行ったが、救急車で搬送した病院で死亡が確認された。死因は心室細動だった。

市消防が元日から

とよはし市民救命の駅のステッカーAED設置など基準に 登録施設増加を目指す

 豊橋市消防本部は来年1月1日から、自動体外式除細動器(AED)を備え、救命講習を受講した従事者がいる事業所や公共施設を登録する「とよはし市民救命の駅」事業を始める。心臓の急病や事故などで生命が危険になった人に対し、救急車が到着するまでの間、適切な応急手当を施してもらうことで、救命率向上を図る。同本部によると、同様の登録制度を持つのは県内で5番目。

 大和市の大木哲市長は7日、市役所で年頭会見を行い、2011年度一般会計予算案が生活保護費の増加を受けて本年度より40億円ほど増額し640億円程度になるとの見通しを示した。新規事業として、県内で初めて、市内のコンビニエンスストア全店に自動体外式除細動器(AED)を設置する方針も明らかにした。

 県は、昨年6月現在の県内公共施設の自動体外式除細動器(AED)設置状況調査を発表した。調査を実施した学校や役所など1668カ所のうち、設置済みの施設は1599カ所と95・9%に上った。県医務課では「公共施設での設置整備はこの数年でかなり進んだ」と指摘している。
公共施設でのAED設置率が100%だった市町村は、25自治体に上った。
 AEDは、一時的な心停止に対し、電気ショックで蘇生(そせい)を促す医療機器。全国の駅や民間の商業施設などでも設置が進んでいる。

AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
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