黒岩祐治知事は30日の定例会見で、県警のパトカーに自動体外式除細動器(AED)を搭載する方針を明らかにした。まずモデル事業として部分的に試行する意向で、9月に始まる県議会定例会で補正予算に計上する。

 県や県警によると、京都府警など他県では、すでにパトカーにAEDを導入している例があるという。

 黒岩知事は「パトカーに搭載できれば機動力が発揮できる」と意義を強調。事件や事故の現場に急行する警察官には現場保存や交通整理など捜査上の業務があるが、「捜査との関係を除けばすぐできる。載せるという決断さえすれば簡単。県警でも前向きに検討してもらっている」と述べた。

 将来的にはすべてのパトカーにAEDを載せたい意向で、「警察としては使い方とか指針とか(の課題)が出てくるかもしれない。まずはモデルとしてやってもらえれば」としている。

 県警によると、パトカーに搭載する場合は他の資機材との調整なども必要になるため、交番への設置を先行させる意見もあるという。

 ドキュメンタリー映画「チェルノブイリ・ハート」
チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日発生)から16年後の2002年に放射能汚染地域のベラルーシを取材したドキュメンタリー映画です

 チェルノブイリ原発事故の影響で、生まれながらにして心臓に重度の障害がある子どものことを現地では「チェルノブイリ・ハート」と呼んでいます。

病名は多くの場合、「心房中隔欠損症」とされ、主に心臓に穴が開くなどの症状があり、手術をしなければ子どもたちの多くは成人できないまま死亡してしまいます

映画の中では、心臓に2つの穴が開いている少女のケースが紹介されています。その少女は手術を受けることができて完治するのですが、心臓手術の順番を待つ子どもたちは7千人もいて、多くの子どもたちは手術を受けることがかなわないまま亡くなってしまうことを伝えています。

 チェルノブイリと同じ世界最悪のレベル7となった福島原発事故。

「チェルノブイリ・ハート」の現実は、十数年後には「フクシマ・ハート」の現実となって立ち現れる可能性が高いのではないでしょうか。

 第32回兵庫神鍋高原マラソン全国大会が28日、豊岡市日高町名色の県立但馬ドームを発着点に開催された。この日の神鍋高原は午前8時半の気温が24度と、秋の訪れを感じさせる爽やかな天候。全国から参加した4785人のランナーが健脚を競った。
 一方、ハーフマラソンに参加していた60代の男性がスタート直後に体調不良で倒れてドクターヘリで病院に運ばれた。大会事務局によると、男性は一時意識不明だったが、救急救命士が現場でAED(自動体外式除細動器)で処置してすぐに意識を取り戻したという。

 9月1日の「防災の日」を前に松本市役所で23日、防災訓練があり、職員ら約300人が参加した。6月30日に市内で震度5強を記録した地震を受け、訓練の想定震度を5弱から5強に引き上げた。
 また、サッカーJFL・松本山雅の松田直樹選手(34)が市内で練習中、急性心筋梗塞(こうそく)で急死したことを受け、自動体外式除細動器(AED)を使った救命措置の講習会も開いた。
 訓練は、静岡県北西部を震源とするマグニチュード8の地震が起き、庁舎1、2階の給湯室から出火したと想定。職員は机の下で揺れが収まるのを待ち、各課の人数を確認しながら避難した。消火栓からホースを延ばし、外に向けて放水した。

 学校のボート部の生徒らを対象にした救助訓練が23日、浜松市西区の佐鳴湖漕艇(そうてい)場で行われた。県内では天竜川で5人が死亡する川下り船の事故があったばかり。訓練は練習や競技中の事故に備えて救助のノウハウを知ってもらおうと、浜松公園緑地協会が主催して昨年から開かれている。中高生90人が参加した。  生徒たちは転覆、沈没などの際の緊急マニュアルや、救命胴衣の着用方法などを学んだ後、1人乗りのシングルスカル艇が転覆したという想定のモーターボートを使った救出訓練を見学した。  市消防局の職員からAED(自動体外式除細動器)の使い方の指導を受けた。