学校周辺の防災マップを作ろうと、都立城南特別支援学校(大田区東六郷2、佐藤正一校長)小学部の児童が29日、車椅子で学校周辺を回り、消火栓や避難場所などを確認した。


マップは11月に開かれる同校の文化祭で披露され、小学生を対象にした全国コンクールにも応募する。東京消防庁によると、特別支援学校が防災マップ作りに取り組むのは珍しいという。


 同校小学部では、児童の防災意識を高めようと、今月から校内の消火器の場所を調べるなどの「事前学習」を開始。蒲田消防署の協力も得て、消火器やAED(自動体外式除細動器)の使い方も学んできた。
 この日は、小学部5、6年生の児童8人が「ぼうさい探検隊」のベストを着て学校を出発。道路や公園にある消火栓や防災倉庫を回り、地図にシールを貼って場所を確認した。


 また交番などに東日本大震災発生時の様子を「取材」。区六郷特別出張所では、担当者に「震災の時に車椅子の人はどうやって避難したのか」「大田区に車椅子の人は何人いるのか」などと質問した。


 街の防災拠点を確認しながら避難場所を目指す「消防防災ラリー」が28日、生駒市あすか野地区で行われ、参加した住民らは自動体外式除細動器(AED)の設置場所を再確認するなど防災意識を高めた。

 消防防災ラリーは、6月に開かれた全国消防職員意見発表会で優秀賞を受賞した同市消防署の吉尾大輔消防士(28)の発案で実施された。

 南海トラフ地震の発生を想定した避難訓練を兼ねたラリーで、参加者は消火栓やAEDなどが設置されている防災拠点を確認しながら、避難場所のあすか野小学校へ移動した。

 同小学校では、バケツリレーやAEDを使った応急手当ての訓練も行われた。

心肺蘇生法:中学生に講習、3万人超す 「命の大切さ」伝えて10年 北播磨の医師ら「技術より助ける勇気を」 /兵庫

 「技術より目の前で倒れている人を助ける勇気が大切だ」。北播磨地域の住民ボランティアが、心肺蘇生法講習を通じて「命の大切さ」を伝え続けた中学生の数が24日、3万人を超えた。活動を牽引(けんいん)する西脇市内の開業医、冨原均医師(62)は西脇市立西脇中でこの日、生徒たちに「心肺蘇生はその場にいる人だからできる。家族や友だち、みんなの命を救う人になってほしい」と語りかけた

 講習は県が募って結成された住民グループ「北播磨地域ビジョン委員会」(70人)内の心肺蘇生法普及グループが02年7月、加東市内で始めた。北播磨5市1町内の各中学校で30~150人規模で開催。24日の西脇中で209回目を迎え、3年生30人が講習修了証を手にし、通算生徒数が3万25人に達した。


 講習は心肺蘇生の実情と方法を通して命の大切さを学ぶ講演、心肺蘇生法実技の2部構成。西脇中の講演では冨原医師が、心肺停止から1カ月後の社会復帰率について国内は10%に届かず北播磨はさらに低い実情を説明し、行動の大切さを強調した。

実技では元会社員や元教師、主婦らの心肺蘇生法普及グループメンバー9人も加わり、心臓マッサージの方法やAED(自動体外式除細動器)の使い方を丁寧に指導。生徒たちは息を切らしながらマッサージなどの実技に臨んでいた。

 AKB48の高橋みなみ(21)、島崎遙香(18)が24日、都内で行われた日本赤十字社のイベントに出席、体調不良で活動を辞退することを発表した光宗薫(19)について「(夢に向かって)頑張ってほしい」と気遣った。

 一般受講者と心臓マッサージやAEDの使い方を体験した2人。この日公式ブログで活動停止を発表した光宗について、高橋は「体調不良と言うことで残念ですが、本人のためにも早く直して頂きたい」とコメント、「(本人は)夢に向かって頑張りたいと聞いているので、頑張ってほしい」とエールを送った。
9月から予防接種に用いられている不活化ポリオワクチンの接種を受けた乳児が、19日後に死亡していたことがわかった。
このワクチンの接種後の死亡例は、導入後初めてのこととなる。
厚生労働省によると、9月上旬、不活化ポリオワクチンの接種を受けた1歳未満の女の子が、接種から18日後、嘔吐(おうと)するなどして、病院に搬送されたという。
女の子は、翌日に死亡した。
接種した医師は、接種から時間がたっていることなどから、因果関係はないと判断している。
予防接種に用いるポリオワクチンは、9月1日から、不活化ワクチンに切り替えられているが、接種後の死亡例の報告は初めてのこととなる。
厚労省は、来週開かれる検討会で、因果関係を慎重に調べることにしている。