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アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

こんにちは!

 

 

【K-Pop】HYBEが海外5つ目ユニットHYBE India設立

5つ目はインド。

 

これまで、HYBE USA, Japan, Latin America, そしてChina

と、4つのユニットを海外で展開してきました。

 

 

K-popを拡大するにあたり、

いよいよHYBEはインドにもHYBE Indiaを

設立。

 

ここからまた現地化グループをプロデュースしていく

方向だそう。

これから現地でオーディションが始まるようです。

 

この根幹にある考えは、HYBE創始者で現Chairman、

バン・シヒョク氏の戦略:

 

“multi-home, multi-genre” strategy

 

『複数のホーム、複数のジャンル戦略』

 

この一環だそうです。

“Hybe India will introduce artists who will connect the local Indian market with the global market, leveraging Hybe’s full-spectrum capabilities across the music industry, from talent discovery and development to album production, management, marketing, and concert planning,” said a Hybe official.

 

『HYBE インドはインド市場とグローバル市場を

つなぐアーティストをHYBEが有する音楽産業での

全領域における能力を利用し、導きプロデュースしていく。

タレント発見、育成からアルバム制作、マネージメント、

マーケティング、コンサートプラン全てを含む。』

 

このようにHYBE当局が述べています。

 

インドはアメリカに次いで世界第2位のストリーミング

市場。ここを抑えるということは、K-Pop世界展開に

おいては重要なのだそう。

 

さて、頼みのアメリカ市場において、現在HYBE USAは

Paramount Picturesとパートナーシップを組み、

K-Popミュージカルドラマを制作中なのだそうです。

K-Pop Demon Huntersも流行っているし、もはや

K-Popと文字を入れるだけで売れる!?

 

 

多くのホームに多くのジャンル・・・

つまり、ビジネス拡張、文化というか、

文化というなら金儲け金ヅル文化滝汗

どんどん展開していくのはいいけれど、

インドの現地化グループってつまり、

何となくKatseyeのようにmultinational k-pop

グループのイメージ。

何でもK-Popを枕詞みたいに全部に

つけてしまおうという戦略!?

何でもありで全てというのがK-Pop。

欲張り。

感染ウイルスのように世界に広がる。

いいのか、悪いのか・・・。

K-Pop金(菌)みたいになって。

お金があると何でもできる!

 

こういうことなんですね。

すごい・・・。

 

ここでゆくゆく見えてくるものは、

徹底的に「金」を得ることにこだわり

続ける金ヅル文化の行末ですね。

これも文化として成り立っているから

こんなに大きくなっているわけで。

金・物欲に拘り続けた先に何があるのか、

徹底的に金だけを見て進む未来に何が

待っているのか・・・

見ていきたいと思います。

 

それではまた。