オーディションはまだまだ続く。
まだまだK-popは量産していきます。
SMもグローバルオーディションの
参加者募集を始めたようです。
開催地には東京も含まれているみたい。
こちらは、早速、SM AUDITION専用
インスタアカウントでNCT WISHのメンバーが
一人一人宣伝しています(させられてる)
こういうのを見ると
K-pop好きのママは
息子に期待しそう
わかりませんが、サクヤくんの
ように成功できるかどうか。
良くも悪くもお手本ですね。
Educational neuroscienceの
分野で色々私も脳科学を
利用して教育カリキュラムに取り入れている
のですが、
サクヤくんのような子は
マインドセットもしっかりしている
はずです。若いけれど、ここが一つの
ポイントですね。これが一番大事な才能。
では落ち込むようなことはないのか、
というとそれは違うんですね。
ガッツリとネガティブにはなることも
あると思います。(こういう人たちの
方が浮き沈みが激しいと思います。)
まだ成長期だしね。
人が思うよりアップダウンがあると
思います。
誰でもマイナスやネガティブなことを
考えたりするものですが、そこから
立て直すことのできる人たちは
強いです。
そのシフト能力がかなり優れていると
アイドルという仕事もできるのだと
思います。脳をスキャンしなくても
だいたいわかる。
能力を最大限発揮できるのには3つ重要な
要素があります。簡単にいうと、
(1)モティベーション(動機・目的意識)
(2)マインドセット(可能性)
(3)メソッド(プロセスを通る)
この要素のどれが欠けても自分の能力の
「最大限」まではいきません。
多くの人は(1)と(2)が足りなかったり
欠けていたりすることが多いです。
特に慢性ネガティブ思考。
ネガティブ思考は脳が萎縮しやすく
老化しやすい・・・
(他にも色々脳に良くないものが
ありますが)
ただ、ネガティブな考えは自然なことなので
その考えが出てくること自体何も
悪いことではないです。当たり前のこと。
逆に、極端に楽観的な方が危ないです。
(研究結果にも出ています。)
それで、私はこのアイドルの仕事や
オーディションで、ものすごく厳しい
状況の中で頑張っている子たちを
見ると時々複雑に思うことがあります。
もちろん、好きで自分の選択でやっている子も
いるでしょうが、目的が人に認められるため
であるとストレスが積み重なり脳に負担をかけます。
誰しもが承認欲求はあるものですが、
極端にここが強くなるとバランスを崩します。
外からの評価のみで自分を成長させようと
すると心が壊れていきます。
10代の半ばもしくはそれ以下の年で
どれだけ自分で選択できるのだろう・・・
特に人の目に自分を晒す仕事は
自分がやりたくてしているのか、人に認めてもらい
たいからか、混乱しやすいかと思います。
脳の成熟が終わるのがだいたい25歳ぐらい
と言われています。25歳以降はストレスを
自分で加減したり、脳にダメージを与えないように
対策は取れるのですが、脳が成熟しないうちに
大きな衝撃を与えるとトラウマになります。
相当無理をしている子たちもいるだろうと
思います。ストレスを感じるということは
脳の老化を進めるということ。
向かない人が無理をしていると間違いなく脳にダメージを
与えます。どういうダメージかというと先ほども
述べましたが、「老化」です。
もっと怖い言い方をすると萎縮につながります。
これはどの仕事にも言えることですけどね。
なので、日々自分が考えていることを
意識的に整理する必要があります。
そんなことを外野が思っていても
仕方ないので、エンタメを楽しませてもらう
ということで、応援はしていますよ。
最近、ホリエモンのREAL VALUEを時々見ていて、
今日は、K-popアイドル事務所を作るんだ、という
K-popオタクがバッサリ切られておりました・・・。
本当かどうかわかりませんが、
K-popオタクがK-pop事務所を
作って、オーディションに落ちた子を
救うんだ、という趣旨でした。
そういう人たち、増えていくんでしょうか。
K-pop好きなおじさん?
好きがこうじて仕事にするのは
いいけれど、成長期の子供を
相手にするときは注意が必要です。
計画性なしでやってはいけないかも。
路頭に迷ったアイドルの卵たちを
利用するようなビジネスは嫌です。
K-pop事務所もJ-popアイドルを
プロデュースするし、これからは
日本の事務所もK-popアイドルを
プロデュースしていく、ということが
起こってくるのかな、とふと思いました。
K-popとはいったいなんなのか、
定義を考えると混乱します。
それではまた。