こんにちは。
せっかく日本にいるので
J-popを聴くようにしています。
で、一つ思うことはこの
グローバル化の時代にこそ
自分のアイデンティティーを
しっかり持つということは
大事だということです。
というわけで、本日は、
【J-Pop】日本語で勝負できる
これについて少しだけ。
ゆるくお話し。
海外に出ると、自分の
アイデンティティーについて
考える機会が多くあります。
私は自分のアイデンティティーを
アメリカの大学生とシェアできる
お仕事をしているので、それについて
よく考えます。
K-popは他文化にほぼ全振りして、
グローバルで人気を得ようとしていますが、
それはそのような背景があり、理由があります。
(随分前のブログ記事に書いていますので
今回は割愛しますね)
で、J-popはどうかというと、
全振りしていないことは確かです。
今回、紅白やMステの特番を見ていて
思いました。昭和の曲特集みたいな番組もあるし。
(私はあまりJ-popを小さい頃聴いていなかった
んですが・・・)
私の学生にも日本の70年代、80年代の
シティポップを聴いている学生がいます。
全然、知らない歌手を見せてくれて私が
びっくりします![]()
あとは、ここ2〜3年で売れているJ-pop曲。
どのアーティストもこだわりがあるなと感じます。
やっぱり日本のアイデンティティーを出してきますよね。
グローバルを意識して、K-popのように全部
ビルボード基準に置き換えるようなこともない。
(と、思う。)
これをいい意味と捉えるか、守りに入っていると
ネガティブに捉えるかはそれぞれの受け取り方も
ありますね。
曲調はゴリゴリのR&Bでも、歌が
J-POPとして感じられるのは歌詞にも
こだわりがあるからだと思いました。
ただ言葉を音に乗せているだけではないですね。
日本人がメッセージを伝えようと思うと
やっぱり『日本語』なんですよ。
星野源さんや米津玄師さんの曲を聴いていて
思いました。
星野源さんはinstrumental バンドされてた
らしいので納得できました。
結構、複雑なコード進行で転調しながら
展開してく曲なんかあって、あれ?
これ、R&Bだな、と思うんですが、
ボーカルをのせると独特な印象です。
日本語でメッセージを伝えるこだわりが
あるのでJ-Popと認識できます。
言葉は大事。
そして、日本語を学習している
日本に興味のある外国人にとっても
ものすごく優れた教材になる。
日本語というのは英語やスペイン語と
違って、一応、
「マイナー言語」の一つではあるのですが、
世界で学習者が多い言語の一つです。
こちらDuolingo(語学学習アプリ)で
2024年最も多く学ばれた外国語のリスト。![]()
日本語は5位です![]()
世界でも学んでいる人が多いので、
日本語を歌詞に入れても全然問題は
ないと思います。
「なにこれ!?」とは絶対ならない。
また日本語を「第二外国語」として
学んでいる国もあるので、日本語は
世界の中でも学習者は割と多い方です。
J-popが世界に届けば届くほど
日本語を知ってもらえるチャンスが増える。
私はここにとても期待を高めています。
今の時代、日本に興味がない人でも
代表的な日本食を知っている人はいるし、
アニメや簡単な挨拶言葉を知っている人も
多いです。
自動翻訳機などを使って
意思疎通はできますが、
それでも実際人と話して
通じた時の嬉しさは自動翻訳機に
勝てる![]()
日本のK-popオタクたちが
サイン会などの準備で必死で
韓国語を練習しているVlogを
見て私は微笑ましいと思っている
のですが、まさにそんな感じです。
いや。。。オタクを現場で見ると
エネルギーに圧倒されます。
夢中になれるものがあるっていいね![]()
一旦、日本語ブームは落ち着いていましたが、
また再燃の兆し。
この間のSKY-HIさんのインタビューでも
発言されていましたが、
「海外から見た日本の姿」
を意識することも大事かな、と思う。
日本人に向けてというのはもちろんですが、
海外の人を
意識しながら、日本語にこだわる。
ここですね。
今までは日本語は日本人に向けて、
日本国内でのビジネスで利益を上げれば
いいんだ、と。
そういう感じでしたが、
日本語を学びたいという人たちに
向けて日本語で発信してみても
いいと思います。日本の文化価値を
広める意味でも。あえて日本語で。
翻訳なんていくらでもAIで生成
できますからね。
いい意味で伝統を守りながら
日本人の個性を出していってほしいなと
思います。
それではまた。
