【BMSG】J-Popの行方と打倒K-Pop | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

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このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

こんにちは!

 

こちらのインタビューも

Sky-Hiさんの意見が

詳しく聞けるので、メモ✍️

 

このインタビュー動画は

今のところ無料で見れます。

貴重です。

 

 

打倒K-popというと言い過ぎですが、

結局そういうことかな、という

印象でした。

 

いや、Sky-Hiさんはそんなこと

全然おっしゃっていないですよ。

私が思っているだけで。

 

ライバルどころか

「K-popのおかげでこういう活動が

できている。感謝しています。」

と、おっしゃっています。

K-popを敵に回す必要もないですね。

それはそうですが、意識されている

ことは確か。これは彼の著書にも

書いてあります。

 

やはりコラボなどを通して

BMSGやBMSGの第一線で活躍する

アーティスト、BE:FIRSTのことを

世界中の人たちに広め、

知ってもらわなければいけませんからね。

J-popを使ってK-popも発展してきたように。

K-pop使ってJ-popも世界に拡散。

また、そういうサイクルの中でJ-popも

進化する時が来た。

そして、今、SNSが発達して拡散しやすく

なったことでプロセスの

スピードは速くなる可能性もある。

 

確かに、私の学生にBE:FIRSTのことを

聞いたり見せても、正直、

反応薄です。反応薄というのは

結局のところ、知らないからなんです。

K-popとの差は「知名度」だと

感じます。

ですが、みんなK-popやBTSのことは

知っていますからね。

このインタビューでSky-Hiさんが

おっしゃっていることの縮図を

私は自分の学生たちを通して見て、

実感しています・・・・ので、

Sky-Hiさんが指摘されていることは

よくわかります。

また、グラミー賞が全てみたいな発言を

されないところがさすがです。

グラミーを天井にしない。

当たり前のことですが、多くの人は

ここが目標のような発言をする。

そういうことではないんですよね。

 

例えば、グラミーにノミネートされている

故坂本龍一さんはグラミーを取るために

曲を作っていたかどうか、ですよ。

そんなことはないはずです。

頭の片隅にあったかもしれないですが、

自分の音楽を作ることがまず第一であり、

自分の音楽にこだわり、作っていた

後の結果にたまたまグラミーがついてきた、

というだけのことだと思うんですね。

賞が目標ではなく、あくまでも作品が

世の中に認められること。

価値のある作品を作れるかどうか。

そこですね。

やはりそこの考え方がブレると良くない

と思います。

 

Sky-Hiさんはまだ模索していて

もがいている感じはあるけれど、

私は彼の崇拝者なので(笑)

その行動がすばらしいです。

行動を少しでも続けていれば

必ず変わります。

 

それではまた。