K-PopもDiscoをはさんでくる | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

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このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

こんにちは!

 

最近、後輩がXGのコンサートに

行ったらしいです。

ハマっているみたいです。ニヤニヤ

XGも90年代のJ-Popをサンプリングしたり

していますが、「Nostalgia」(過去を懐かしむ)

というのはどこでも共通なのかもしれません。

 

 K-PopもDiscoをはさんでくる

本日は、この記事をもとに下差し

https://institute.thememusic.in/top-music-trends-of-2024-whats-hot-in-the-music-scene/#:~:text=Nostalgia%20and%20Retro%20Influences,it%20for%20a%20modern%20audience.

 

Disco系を取り入れる音楽も聴く人の

年齢層を広げる一つの戦略かもしれないと

思いました。

 

というのも、2024年にはやった音楽ジャンルは

  • ラテン
  • Urban Pop (Hip-hop, R&B含む)
  • Retro sounds
  • Pop
  • EDM

こういう感じでデータを出しているサイトが

多いです。

色々なパターンがあるので何を元に、誰に対して

統計を取っているかでも結果は変わってくるの

ですが、大体「懐メロ」的なものはどの統計にも

入っています。

 

Retro sounds

Artists are drawing inspiration from past decades, such as 80s synth-pop and 90s grunge, and reimagining it for a modern audience.

『アーティストが過去何十年にも遡り、例えば80年代のシンセポップや

90年代のgrunge(いわゆるヘビメタ)などからインスピレーションを

得て、現代の視聴者のために取り入れている』

 

わかりやすい例でいうとヒップホップの

サンプリング。

今も、70年代、80年代の曲を使ったりします。

 

70年代、80年代、90年代、Y2Kは

必ず取り入れられたものがリリースされ、

人気上昇します。

よく取り入れらたり、使われたりするのが

Disco系。

ビート・コード進行がシンプルで使いやすい

というのもありますね。

 

例えば、

The Emotions という女性グループの曲 Best of My Love ↓

これはよくサンプリングで使われます。

 

マライア・キャリーの「Emotions」は

Best of My Love に影響されています。

グループ名を曲名にしていますね。

 

 

Best of My Love をプロデュースした

Eath, Wind & Fireの楽曲も典型的なディスコビート。

ディスコビートのドラムパターンは比較的シンプル。

コード進行もシンプルで予想できる、でも中毒性はあります。

こういうのを今でもどこかで聞いたことありますよね。

いろんな人がサンプリングで使っています。

 

 

Earth, Wind & Fireに影響を受けたアーティストは

数知れず・・・

 

こちらは、B52sのSummer of Love

80年代。

Discoビートです。

 

 

そして・・・

ちょっと飛びますが、

 

BTSのDynamite

完全にDiscoです。

完全にDiscoビートだから幅広い世代から支持されます。

 

で、もう一つ。

意外にもここにDiscoビート発見滝汗

 

出たー、最近大好きなNCT WISH

ここにもDisco。

WISHの曲はなかなかレトロ感あります。

 

「Skate♪」

それとやっぱりRyoくんのボーカル最高。

あと、もう一つ、気づきました。

Ryoくんの英語の発音がExcellentニヤニヤ

most impressiveだわ。

サクヤくんの歌声がめちゃくちゃ渋い声。

他のメンバーも

全体的に英語の発音は綺麗だと思います。

英語曲ではないですが、英語のフレーズが

単語のみではなく、文単位で散りばめられているので

彼らの英語をどうしても聴いてしまう(汗)

ちょっとクセのある英語でもかわいく聞こえますけどねニヤニヤ

 

Discoやレトロサウンドは必ずどの時代にも

戻ってくるのでこの曲調を使うというのは

視聴者の年齢層の幅を広げるにはいい方法だと

思います。これで老若男女の心をガッツリ掴む感じ。

 

それではまた。