”K-POP, 『K』をとっても売れるのか:揺れるK-POP” | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

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このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

 

 

Kを取ると売れ方が変わってくる

ちょうど一年前に書いていた記事ですが、

この一年で状況もどんどん変化していますね。

一つ確かなことは、

『Kをとっても売れる。』

これは証明されていると思います。

 

ただ、確かに、売れてはいますが、Kを取ると

どうも本国(韓国)での人気が落ちる傾向にはある

ようです。グローバルマーケットで成果を出せば出すほど、

本国でのポジションがなくなっていく傾向にある。

 

これが最近データとなって現れてきています。

いわゆる、BTS以降の第4世代と言われているグループ、

TXT, ENHYPENなど。

女性グループでいうと、LE SSRAFIM,ITZY, NMIXXなど。

このようなグループがニュース記事にはあがっていますね。

 

もちろん、他の要因もあるでしょうけれど、

海外での売り上げに頼っている状態です。

海外とは、日本も含まれます。

第5世代は、また本国、そして近隣国(アジア)にまたターゲットを

向け、方向性を多少、転換しているように見えます。

ということは、やっぱり韓国でのサポートをないがしろに

してはいけないという認識が韓国サイドにあるということでしょう。

そうなると、今度は海外での売り上げが伸びなくなる。

どうする?

揺れるK-Pop。

金儲けに走ると、土台がぶれてきますね。

今年も動向が気になるところです。