原住民の心もつかむK-Pop | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

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このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

こんにちは!

 

本日は、

 

 

原住民の心もつかむK-Pop

私はいつも大学の同僚たちと勉強会を

二週間に一回ほどしているのですが、

そこで自分の研究中の論文などの

進捗状況、プログレスをお互いに

発表し合うという集まりですニヤニヤ

こうやってお互いにお尻を叩き合いながら

研究を進めて、論文を書いていこうという

会ですね。

 

つい先日も、その集まりで同僚たちと

話していた時に、K-Popの話が出ました。

私もK-Popについてゆくゆくは論文を

書いたり、クラスをオファーしたりしようかと

考えているので、色々そういう意味でも

他の分野の教授たちの意見を聞くのも

楽しいです。

 

そうすると、ある先生なんですが、

その方が原住民の女の子が

K-Popに激ハマりしていて韓国語を

習っている話を教えてくれました。

 

滝汗

 

その先生は、人類学・社会学専門で

いつも、エクアドルの山中でフィールドワークを

している方なのですが、現地にいる、

Quichuaを話すネイティブアメリカンの

女の子だそうですが、すっかり

K-Popにハマっていて、そのハマり方が

普通ではないから一体これはなんなのか

気になっていたそうです(笑)

その先生はちょっと精神的に健康では

ない気がする、とおっしゃっていました。

なるほど、異常に映るK-Popファンダム。

 

そうすると、また別の先生(ラテンアメリカ文化専門)

の先生もポッドキャストを聴いていて、

K-Popのファンダムがカルト宗教のようで

その別世界のようなことがあるんだよと

話し始めました。

 

こちらのラテンアメリカ文化の先生は、

BTSがColdplayとコラボしてから

BTSの存在を知り、ちょこちょこ

調べていたらしいです。

とにかく、「カルト」宗教のような

ファンダムの動きに興味があるようです。

 

確かに、K-Popは南米でもかなり

人気があり、メキシコをはじめ、チリ、

コロンビア、ブラジル、アルゼンチンなどでも

かなり人気が出ているようです。

 

そういうことか〜。

やっぱりこれはかなりK-Popが浸透していると

感じました。

私の限定された界隈でもこういうことが

起こっています。

そういう意味でK-Popのビジネス戦略が

成功していることがはっきりわかりました。

日本の音楽業界が焦るはずですね。

私もこの辺りをもう少し調べてみようと

思います。

 

ではまた。