こんにちは!
本日は、
タロットカードを多く引けばより多くの情報が得られる?
「深掘り」という名の幻想
最初に出したカードが見えなくなるまで
アスペクトカード(クラリファイアー)
と言われる確認カードを出し続けて、
「深掘り」をしようと試みる人がいます。
カードの上、またその上に、
またさらにオラクルカードで意味の確認をして、
さらにまた別のデッキで確認して、
確認を数回繰り返す。
もう、最初に出したカードが
どこに行ったかもわからなくなるくらい
机の上に広がるカラフルなカード。
ひらひらと赤や黄色のカードが舞い落ちる・・・。
さて、ここで質問です。
このような読み方でタロットから
得た情報はどんなものでしょうか?
正解は、「混乱」です。
深掘りをしているようで、実は、
カードも自分も信頼していないことの表れです。
枚数を多く出すことで誤魔化しているのです。
カード一枚にも様々な意味が隠されていることを
じっくりと見ることもなく、
すぐに他のカードに頼る。
隠された意味を読み取ることが
大事なのです。
潜在意識につながる訓練として
タロットは使用されていたので。
枚数が多い分、何となく達成感は
あるかもしれませんが、
本当に自分が知りたい情報を
得られていますか?
混乱していませんか?
最初の質問を忘れるくらい
カードを引いていないでしょうか?
枚数が少ないことに不安にならない
実は、タロットリーディングは
それほど枚数を出さなくても
情報を得られるものなのです。
タロットカードの一枚一枚の「重み」を感じ、
深い意味を理解することができれば、
何十枚もカードを引かなくてもいいのです。
引けば引くほど、苦し紛れのその場しのぎの
リーディングになりかねません。
そのような必要はなく、
素直に現状を受け入れ数枚のカードで
アドバイスをもらう。
少ない枚数の方が意外とクリアに
答えが得られる時もあります。
枚数を増やしてのリーディングもできますが、
まずは少ない枚数でしっかりと
タロットと会話ができるかどうか。
これができるかどうかで
タロットリーダーとして力があるか
どうかがわかります。
(だから、不特定多数の方への
ランダムリーディングは
お勧めできないのです。
自分とタロットとの『ユニーク』な
繋がりを大切にしてください。)
特に、タロットを学び始めた方は
一枚一枚大切に意味を
確認していくことが大切です。
何事も謙虚に、
基礎を大事にすることが大切です。
延々と確認カードを出し続けても
何がなんだかわからない人。
結果が得られない人。
今一度、あなたのタロットへの態度を
見直してみてください。
それではまた。