負けを認めた人こそ成功する | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

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このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

 

 負けを認めた人こそ成功する

ということについてお話ししていきます。

 

耳の痛いことを書いているかも

しれませんが、『成功する』感覚を

味わうということは人間にとって大切な

ことなので、書き留めておきます。

 

何かの気づきがあれば幸いです。

 

「本気を出して

何かを取り組んだことがない」

の落とし穴

ここについて悩んでいる方へ、

 

とにかく、人生に悩んでいて、
何をやったらいいかわからない

 

「〇〇をやってみたい(なりたい)が、

どうすればいいかわからない」

 

「好きなこと自体、

やりたいこと自体ない・・・

わからない」

 

こういうことを言う人がいます。

 

そして、一番厄介な発想がこれです↓

 

本気を出して何かに取り組んだことがない・・・
何をやっても中途半端・・・やる気もない・・・

 

 

このようなことをぼやいて

毎日過ごしている人がいます。

考えないよりはいいかもしれません。

しかし、そのようなことを

考え続けているとどうなるか・・・

 

考え続けて一生が終わります。

 

「本気で何かに取り組んだことがない」

 

「何をやっても中途半端だし、やる気もない・・・
何かに打ち込んでみたい・・・どうすればいいの?」

 

このような発言の裏にあること、それは・・・

(本気でやったら結構いけるんじゃないかな・・・)

 

こういう人、けっこう多いです。

しかし、これが落とし穴なんです。


違うんです。

実は、本気を出していたんです。

 

「本気でやったことがない」

「何をやっても中途半端だ」

「やる気を出したい」

 

いやいや、やっていたんですよ・・・。

あなたは十分本気でした。

 

ただ見ていたもの、やろうとしていたものが

自分の能力のキャパを

想像以上に超えていて

できなかったのです。

つまりは、間違えた戦場を選んでいたのです。

身の程知らずではありません。

絶対勘違いしないでください。
居場所が違っただけ。これだけ。

 

このような人はまずは自分は 

本気を出していたが、力不足だったと

負けを認めることから始めましょう。

負けを認める=負け(失敗)ではありません。

勝ちに行くために負けを認めるのです。

 

また、ちょっと振り返ってみていただきたいのは、
マンガやドラマの見過ぎ
だった

のではないか・・・ということ。

 

例えば、K-POPとかアイドルグループの

オーディション番組、

ドキュメンタリー、

そのようなものばかりを見ていると

自分をその中に投影してしまいがちです。


それを、見るのは全く悪いことでも

なんでもないし、

それで「元気になれる」「応援したい」と

思うのはいいことです。

なんの問題もありません。

 

しかし、インスピレーション、

ひらめきをもらおうと見ているのに、

「自分の現実と比べて

自分にがっかりしてしまう」

そうなるのがまずいのです。

 

心当たりある人、いませんか?

 

マンガやドラマでは、

生きるか死ぬかみたいなシーンはあるし、

とてもドラマティックですよね。

それは・・・ドラマだからです。

そういうものは現実では

起こらないのが普通であるし、

一生起こらないのが当たり前なのです。

あくまでもエンターテイメントとして

楽しむだけで、あまり、考えない方がいいです。

本気じゃなくても勝てることを知ろう

ということです。

 

勝っている人はその人の力に

あったところで勝負している人です。

そこを勘違いして一生くすぶって

(単なる思い込みですが

一生を終える人が本当に多いんです。

(こう書くと絶望的に聞こえますが、

悲観する必要もありません。)


私たちの生きている期間は限られています。

限られた時間をがっかりして

気づかずに過ごすのではなく、

気持ちよく、楽しく過ごしましょうということ。

 

本気じゃなくても勝てる場所を

見つければいいんです。

ただ、今までどこかで見ていた派手で、

目立ってかっこいい場所ではないと思います。

そういう場所にはもうすでに人がいて

熾烈な競争をしています。

それを見てあなたはやる気を

無くしているだけのことです。

自分の戦場ではないのだから当たり前です。

そういうところに行っても無駄なのです。

 

数学が嫌いで苦手なのに

数学の先生になろうとしないこと。

 

人と接するのが大嫌いなのに

接客業に就かないこと。

 

やってもいいですが・・・しんどいというのは、

やり続けてもしんどいことは変わりません。

 

ただでさえ仕事をして

お給料をもらうのって大変なことです。

「本気を出せばいけるんだけどな」と、

思う人に限って戦場を間違えています。

悩む方は、基本的にやりたくない方向に

行かずに自分が戦える、そして、

戦って「勝てる」戦場を探してください。

ゴリゴリに本気を出して戦わなくても

なんとか勝てる・・・

そういう場所を探しましょう。

ずるいことでも、怠けたやり方でも

ありません。

これは自分と向き合うという行為です。

つまり、「今できること」で勝負してください。

「できること」で勝負をする。

 

「できること」に関しては手を抜かない

 

(それが料理のレシピでも計算でも、

何かの知識でも事務でも、レジを早打ちでも)

なんでもいいんですが、ある程度

自分がそれほど頑張らなくても

確実にできるそして、

それをすることが好きならなお最高です。

そこに手を抜かないことです。

 

才能がある人とかない人とか言いますが、

「才能」はできる本人にとっては

当たり前にできることで

あることが多いです。

また、「毎日やることに苦痛を感じない」

か、どうかも大事です。

人はテレビやメディアで目立ったことばかりに

目がいくものなんですが、

他人を見るのではなく

自分をしっかり見てみましょう。

 

あなたの居場所はあなたにしか

見つけられないのです。

他人を見て自分の人生に重ねないこと。

自分をしっかり見てください。

自分の人生を変えたい人へ、

以下のことをやってください。

  1. 何をするのが好きか?

  2. 何が得意か?

  3. 何が苦手か?

  4. 苦手だが得意なことはある?

このうち、これからは1と2に

時間を注いでください。

 

毎日続けても苦にならないこと

これが重要です。

 

毎日走らないで陸上競技の選手にはなれないし、

毎日ピアノを弾かないでピアニストにはなれない、

ということです。

毎日やってもまた、次の日やろうと思えること、

それは自分にはなんなのかを

突き詰めましょう。

どんな小さなことでもいいです。

自分の特技を見つけるには、

まずは、自分の人生の棚卸しから始めてみてください。

自分を知らないで「やる気が出ない」とぼやいても、

急に天使が降りてきてお告げを言ってくれる

なんてことはありません。

そこでスピに走りがちな人もいますが、

スピはやることやってから、暇になった時に

楽しみましょう。

自分の負けを認めた人は誰よりも強い

自分の負けをしっかり受け入れ、

あなた自身がやってて苦にならないことを

まずは見つけてください。

 

全てはそこに成功の鍵があります。

 

~Your advisor Mimi