和牛商法 訴訟相次ぐ悪質さ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000013-maip-soci
「2万頭達成に向け精進します」「出資法に違反しない公明正大な事業へ再編」。7日、警視庁に詐欺容疑で逮捕された相田勇次容疑者(78)が社長を勤める「ふるさと牧場」(東京都港区)の会報やパンフレットには誠実さを強調する言葉が並ぶ。しかし、返金や配当に応じないその悪質な姿勢に、全国の被害者からは被害回復を求める訴訟が相次いでいるという。【武内亮、山本太一】
00年発行されたふるさと(共済=当時)牧場の会報「FURUSATO」。オーナーの女性2人を交えた対談で、相田容疑者は「悪徳業者が詐欺まがいな事をやったり、実際に詐欺を行ったり、大きな社会問題になった。今私どもが残っているということで誠実が証明されてよかった。雨降って地固まるといった感じですね」と話していた。
東京都町田市の無職男性(77)がふるさと牧場に100万円を預けたのはその4年前の10月。中小企業の経営者を支援する福祉財団が発行している書籍の中の広告が目にとまった。「しっかりした財団だから大丈夫だろう。利率が高いので、老後の生活を豊かにできる」。妻(66)と話し合い、貯金を取り崩して契約した。
コース名は契約期間3年の「わかば」。満了日の99年10月には配当を含め112万円が振り込まれる予定だった。だが、満期を迎えても入金はない。催促の電話をかけると事務員が「少し待ってください。必ず返します」と繰り返し、振り込み日はどんどん延ばされた。だまされたと思ったが、手遅れだった。
この男性は毎年1回、ふるさと牧場あてに返金を促す手紙を送り続けている。一方、同社からは「事業が上向いてきたので、もっと出資してほしい」と呼びかけるパンフレットがたびたび届く。妻は「人をバカにしているとしか思えない。増資を求める前にきちんと返すものを返すのが筋だ」と憤る。
◇「だますつもりなかった」
相田容疑者は6日、毎日新聞の取材に「オーナーの会員たちをだますつもりはなかった。罪は償いたい」などと答えていた。一問一答は次の通り。
--ふるさと牧場を始めたきっかけは。
福島県で牧場を経営していた男性に94年に誘われた。「みちのく」という名前も考えたが、全国に通用するということで「ふるさと」と名付けた。
--牧場との契約を解除したのは。
03年ごろ。この男性は(農水省に)「えさ代を払わなくなったから牛を引き揚げた」と説明しているが違う。男性がオーナーの所有する牛を勝手に持っていったという認識だ。
--会員から委託金をだまし取る意図はなかったのか。
飼育していないのに委託金を募っていたことは認める。ただ、だますつもりはなく、集めた金は男性や社員らが勝手に使い込んだ。会社にはお金は残っていない。
--会員に対してどう謝罪するのか。
(このような事態を招いたのは)私自身の監督責任だと思っている。罪はきちんと償いたい。男性や社員らから取り戻せるお金は取り戻してオーナーに返還したい。
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論文応募 チェック体制見直し
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「2万頭達成に向け精進します」「出資法に違反しない公明正大な事業へ再編」。7日、警視庁に詐欺容疑で逮捕された相田勇次容疑者(78)が社長を勤める「ふるさと牧場」(東京都港区)の会報やパンフレットには誠実さを強調する言葉が並ぶ。しかし、返金や配当に応じないその悪質な姿勢に、全国の被害者からは被害回復を求める訴訟が相次いでいるという。【武内亮、山本太一】
00年発行されたふるさと(共済=当時)牧場の会報「FURUSATO」。オーナーの女性2人を交えた対談で、相田容疑者は「悪徳業者が詐欺まがいな事をやったり、実際に詐欺を行ったり、大きな社会問題になった。今私どもが残っているということで誠実が証明されてよかった。雨降って地固まるといった感じですね」と話していた。
東京都町田市の無職男性(77)がふるさと牧場に100万円を預けたのはその4年前の10月。中小企業の経営者を支援する福祉財団が発行している書籍の中の広告が目にとまった。「しっかりした財団だから大丈夫だろう。利率が高いので、老後の生活を豊かにできる」。妻(66)と話し合い、貯金を取り崩して契約した。
コース名は契約期間3年の「わかば」。満了日の99年10月には配当を含め112万円が振り込まれる予定だった。だが、満期を迎えても入金はない。催促の電話をかけると事務員が「少し待ってください。必ず返します」と繰り返し、振り込み日はどんどん延ばされた。だまされたと思ったが、手遅れだった。
この男性は毎年1回、ふるさと牧場あてに返金を促す手紙を送り続けている。一方、同社からは「事業が上向いてきたので、もっと出資してほしい」と呼びかけるパンフレットがたびたび届く。妻は「人をバカにしているとしか思えない。増資を求める前にきちんと返すものを返すのが筋だ」と憤る。
◇「だますつもりなかった」
相田容疑者は6日、毎日新聞の取材に「オーナーの会員たちをだますつもりはなかった。罪は償いたい」などと答えていた。一問一答は次の通り。
--ふるさと牧場を始めたきっかけは。
福島県で牧場を経営していた男性に94年に誘われた。「みちのく」という名前も考えたが、全国に通用するということで「ふるさと」と名付けた。
--牧場との契約を解除したのは。
03年ごろ。この男性は(農水省に)「えさ代を払わなくなったから牛を引き揚げた」と説明しているが違う。男性がオーナーの所有する牛を勝手に持っていったという認識だ。
--会員から委託金をだまし取る意図はなかったのか。
飼育していないのに委託金を募っていたことは認める。ただ、だますつもりはなく、集めた金は男性や社員らが勝手に使い込んだ。会社にはお金は残っていない。
--会員に対してどう謝罪するのか。
(このような事態を招いたのは)私自身の監督責任だと思っている。罪はきちんと償いたい。男性や社員らから取り戻せるお金は取り戻してオーナーに返還したい。
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北朝鮮拉致 松本さんに新情報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000089-jij-soci
1977年に北朝鮮に拉致された鳥取県米子市の会社員松本京子さん=失跡当時(29)=に関する情報が先月、北朝鮮を訪れた貿易会社社長に伝えられた可能性があることが7日、分かった。松本さんの兄孟さん(61)は同日午後、内閣府を訪れ、情報について確認するよう要請する。
特定失踪(しっそう)者問題調査会によると、10月中旬、貿易会社社長が北朝鮮を仕事で訪れた際、会った女性から日本語で「イナちゃんによろしく」と伝えられた。松本さんが失跡前に勤務していた会社の同僚に「稲田さん」という女性がいるといい、同調査会は重要な情報と判断している。
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税金の無駄遣いなど1253億円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000073-jij-soci
会計検査院(伏屋和彦院長)は7日、2007年度の決算検査報告書を麻生太郎首相に提出した。不適正会計処理や税金の無駄遣いなど指摘は981件、1253億6011万円に上った。指摘額は前年度の4倍以上に膨らみ、記録が残る1978年度以降、過去最悪となった。これについて、検査院は「横断的な検査などの充実で指摘件数が増えたほか、事業規模が大きい問題点を指摘したため」と説明している。
指摘のうち、無駄遣いを含む法令などに違反する悪質な「不当事項」は859件、377億1635万円で、前年度に比べ498件、275億5388万円と大幅に増加した。
検査は各省庁や出先機関、国が半分以上を出資する特殊法人、地方自治体など約3万4300カ所のうち約3300カ所を対象に実施した。
省庁別で指摘額が最も多かったのは法務省。取得した土地や建物の登記を25部局で登記所に嘱託しておらず、国有財産台帳価格313億5052万円分について、「財産管理の面から見て不適正」と指摘された。
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経財相 給付金辞退方式に反対
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000080-jij-pol
与謝野馨経済財政担当相は7日の閣議後記者会見で、2兆円の定額給付金の対象者を絞る所得制限について「高額所得者が受け取りを辞退するというのは制度ではないので、あり得ないと思う」と述べた。政府・与党内では事務手続き簡素化のため、高額所得者の受け取り辞退を促す形で所得制限する方式を検討しているが、経財相はこの案に反対する考えを示した。
給付金の支給方法について、中川昭一財務・金融相は「低所得者の方にできるだけ多くというのがポイントだ」と語った。
一方、鳩山邦夫総務相は、給付金の支給事務を担当する実施本部を11日に総務省に設置すると発表した。支給対象者や支給方法をめぐる政府・与党の議論を踏まえた上で、同本部で支給制度の詳細について市町村と調整する。
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