金融協調 日本は打つ手なし
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000525-san-bus_all
先進国と新興国20カ国・地域(G20)が参加する金融危機対策のための緊急首脳会議(金融サミット)が15日閉幕し、景気刺激のため財政・金融政策で協調姿勢を取ることが確認された。今後、日本は欧米と協調して機動的な金融・財政政策を打ち出すことが求められる。だが、日本は先進国でもワーストクラスの長期債務を抱える一方、金利水準も低く、効果的な施策を打ち出せるほどの余力は残っていないのが現実だ。
日本は、2兆円の定額給付を柱とする事業規模約27兆円の追加経済対策を土産に今回の金融サミットに乗り込み、景気下支えに最大限の努力している姿勢をアピールした。 米国発の金融危機は実体経済に波及。米国では基幹産業である自動車産業が大きな痛手を受け、泥沼の様相を呈している。外需に依存する日本への波及も深刻で、トップ企業のトヨタ自動車が平成21年度決算が本業のもうけを示す営業利益が前期比で約4分の1に減る見通しだ。企業業績の悪化が雇用や消費に広がり、さらに景気を悪化させる懸念は強まっている。
景気後退の懸念は各国共通で、ドイツは総額500億ユーロ(約6兆円)、フランスも1750億ユーロ(約27兆円)規模の財政出動を打ち出した。中国は4兆元(57億円)大規模な景気刺激策を発表。米国でもオバマ次期大統領が1000億ドル(10兆円)規模の対策を検討中だ。1929年の金融恐慌の再来を指摘する声が強まる中で、「負の連鎖」を断ち切る上でも今回のサミットでは、協調した財政・金融政策の必要性をアピールする必要があった。
だが、日本が打ち出した追加経済対策に対する国民の反応は冷ややかだ。民間シンクタンクなどは柱となる定額給付の成長率の押し上げ効果は0・1~0・2%程度しかないと分析する。むしろ財政悪化を懸念する声の方が強まっているようにもみえる。
日本の長期債務は国と地方合わせて778兆円。景気低迷で税収増は見込めず、今年度の税収は大幅な落ち込みが確実だ。ユーロの統合で財政健全化を進めてきた欧州に比べても、新たな財政出動に踏み切る余力はない。
金融政策も状況は同じだ。
欧米が相次いで利下げに踏み切る中、日銀も歩調を合わせる形で10月末に政策金利を7年7カ月ぶりに0・2%下げ0・3%にした。しかし、すでに市中では1%台の低金利が続いており、住宅ローンの返済や中小企業の借り入れに与える影響はごくわずか。英中央銀行のイングランド銀行(ECB)が一気に1・5%も政策金利を下げたのに比べれば市場に与えるインパクトはあまりに小さい。
日銀にとっては、次の政策対応で切るカードは少なく、金利政策で、欧米と協調的な歩調を合わせるのも難しい。
財政・金融政策では、日本に致命的な影響が及ぶ前に欧米が立ち直るのを指をくわえて見守るしかないのが実情だ。財政・金融政策で協調路線がとれず、日本が世界から孤立しかねない懸念も高まっている。
【関連記事】
・ 松本副長官がオバマ陣営に首相メッセージ伝達
・ 金融サミット閉幕 金融監督強化や財政刺激策で一致
・ 金融サミット ブッシュ大統領声明「原則と行動で合意」
・ 金融サミット 共同宣言骨子
・ 金融サミット閉幕 共同宣言・行動計画発表、金融市場改革で一致
「腹減って」大根盗んだ男逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000008-maiall-soci
近所の畑から大根を盗んだとして、和歌山県警かつらぎ署は15日、かつらぎ町笠田中、無職、小林孝男容疑者(57)を窃盗容疑で現行犯逮捕した。「腹が減って、お金もなかった」と容疑を認めている。現場周辺で今年初めから、畑が荒らされジャガイモなどが盗まれる被害が相次ぎ、同署員が10月から夜間に張り込みを続けていた。
調べでは、小林容疑者は15日午前1時半ごろ、同町笠田東の畑で、町内の男性(67)が育てた大根6本(時価600円相当)を盗んだ疑い。3人態勢で張り込んでいた同署員が、大根を引き抜く小林容疑者を発見し、取り押さえた。【安藤龍朗】
【関連ニュース】
玉川温泉:「北投石」79個盗む…3被告を再逮捕 秋田
固有種ニゴロブナ:小学校の人工池で盗難か 滋賀
窃盗:中高層マンションで空き巣 「ムササビ男」逮捕
強盗傷害:追突!ベンツ盗み逃走 堺で医師けが
大津・中学教諭の制服窃盗:水着窃盗など容疑、教諭を追送検 /滋賀
大学大麻汚染 転落の代償高く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000508-san-soci
慶応大、同志社大、法政大…。名門大学の学生が大麻(マリフアナ)を所持したとして次々と摘発されている。大麻が若者に蔓延する背景には、海外通販で大麻の種を合法的に入手できる現行法の“抜け穴”などにより、罪悪感の低下があるようだ。一方、大麻で摘発され、犯罪者に転落した学生は多くが退学に追い込まれる。法廷で“高偏差値学生”の末路を見ると、「大麻なんかに手を出したらどうなるか」という“想像力”の欠如の大きさに唖然とせざるを得ない。
【関連フォト】プロテニスプレーヤーも格闘家も俳優も…そして元AV女優も大麻汚染
■「法律おかしい」「マスコミは騒ぎすぎ」…学生は言いたい放題
「友達の家に遊びに行って、酒でテンションあがったときに勧められたらみんな軽く吸っちゃうでしょ。副作用ないことがみんな分かってるし、興味はあるから…」
大麻を所持したとして、法政大の学生5人が逮捕されていたことが判明した10月上旬。取材で東京都町田市の多摩キャンパスを訪れた本紙の記者に対し、4年生の男子学生(23)は堂々と持論をぶつけてきた。
「大麻って、外国では合法でしょう。タバコより身体に悪くないらしいし、日本の法律もおかしい。マスコミも騒ぎすぎ」
大麻を実際に吸った経験の有無は確認できなかったが、大麻の依存性については様々な研究があり、「副作用がない」「タバコより体に悪くない」という認識は甘い。とはいえ、大麻への抵抗感や、遵法意識が低い学生が相当数いることが想定される“本音”だった。
もっとも、大多数の学生が今回の騒動を迷惑がっているのは間違いない。逮捕された5人は、多摩キャンパスの図書館や会議室の個室で、大麻をたばこの巻紙で巻く「ジョイント」と呼ばれる方法で吸引していた。
予約すればだれでも使えるという図書館の個室ドアには窓もあり、学生たちは「あんなところでやっているとは思わなかった」と口をそろえる。3年生の男子学生(22)は「法政大生の就職活動にも悪いイメージがつきそうで困る」と迷惑そうに話した。
また、別の男子学生(20)は、今回摘発された学生が「付属校あがり」で、遊び慣れているタイプだったことを指摘し、今回の事件について独自の分析をした。
「違う付属校出身者と大学で出会うと、見えの張り合いになるやつらがいる。『どこで遊んだ』とか、『芸能人とコンパやった』とか。そういうことで、遊びがエスカレートすることがあるのかも…」
一方、関西大学では今春、大阪府吹田市の千里山キャンパスの正門が24時間開放されていることを利用し、工学部4年の男子学生が夜間に構内の中庭にある芝生広場で大麻を密売していたことが明らかになっている。堂々とした手口からは、“大麻汚染”がどんどん身近に迫っていることを感じさせる。
■高すぎる“授業料
裁判官「福沢諭吉の建学の精神は何ですか」
被告「勉学に励むことです…」
福沢諭吉は、言わずと知れた慶応大(慶應義塾)の創設者。経済学部1年の被告に対し、一流大学に通う「自覚」を思い起こさせるような異例の質問が投げかけられたのは、5日に横浜地裁川崎支部で行われた中村友士郎被告(20)の大麻所持事件の即決裁判だった。
加登屋健治裁判官は「名門大学の権威と信頼に打撃を与えた責任は重い」として中村被告に懲役6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。その後、「被告は事件で高い授業料を払った。人は誰でも失敗をするが、それをどう生かすかが大切」と説諭。中村被告は「申し訳ありません」とうなだれた。
大麻は横浜市の慶応大日吉キャンパスで商学部2年の内田浩太郎被告(21)から7000円で購入したとされた。
一方、自宅に大麻草を隠し持っていた罪に問われた同志社大商学部4年、西田千乃被告(22)に対する今月13日の判決公判。神戸地裁の森岡孝介裁判長は「大麻の作用におぼれて多数回使用しており、依存しているのは明らか」とし、懲役6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。
公判では、大麻が大学の壁を越えてやり取りされていた実態が浮かび上がった。西田被告が一線を越えたきっかけは、3年生だった平成18年夏、関西学院大の男子学生(22)=今年9月に自主退学=に勧められたことだった。
「1人より友達と一緒に吸う方が楽しかった」
西田被告はそう説明した。証人出廷した父親が「もう少し話していればよかったと思います」と話して涙ぐむと、西田被告が同時に目頭を押さえる場面もあった。
そのうえで西田被告は法廷で、再起への決意をこう述べた。
「大麻にかかわった人たちと関係を絶つため、電話番号も、メールアドレスも変えます。父親と一緒にどこか離れたところに住んで、真面目に、まっとうに生活したい」
■「発芽は犯罪」のはずが…うたい文句は「手間いらずでよく育つ」
若者の“大麻人気”については、「種が簡単に手に入るから」という理由がよく挙げられる。本当だろうか。
試しにインターネットで検索してみると、あっけなく大麻の種の販売サイトが見つかった。
《マリファナの種をオランダからあなたに!》
そう銘打たれたそのサイトは、現地の複数の店の「商品」が通信販売で買える仕組みになっている。
こうしたサイトが堂々と存在しているのは、大麻の種の「輸入」や「所持」が日本では合法だからだ。
だが、無許可で種を発芽させて育てる「栽培」は大麻取締法違反に該当し、「7年以下の懲役」となる。営利目的の場合はさらに重くなる。
サイトにも、「日本の法律では大麻栽培免許を所持しない者が発芽させると犯罪になります」「大麻の種はコレクション用品として販売しております」と小さな字で注意書きがある。だが、植物の小さい種を、わざわざ輸入してまで鑑賞する物好きがいるだろうか。
前述のサイトで購入できる大麻の種は数十種類。植物の種類ごとに詳細な特徴が書かれている。
《かなり長い持続的な強力なハイ》
《フルーティーな味と香り》
《手間いらずでよく育つので初心者にお勧め》
《3メートルまで成長》
《収穫期9~10月》
本来の目的が栽培後の吸引であることを強く感じさせる。値段はおおむね、送料別で10粒5000~7000円ぐらいで、10粒4万円程度の高級品もあるという。
別のサイトでは栽培方法を紹介していた。光の当て方や土壌の作り方まで、手順が詳細に解説されている。
こうした状況を見れば、「何かがおかしい」とだれもが感じるだろう。
栽培により捜査機関に摘発されるケースは、乾燥大麻などの「既製品」を購入するケースに比べれば少ないが、こうした状況が犯罪に走る垣根を低くしているのは間違いない。
昨年11月に発覚した関東学院大ラグビー部員の事件では、2人が大麻栽培の現行犯で神奈川県警に逮捕されたことが摘発の契機になった。その後、ほかの部員12人も大麻の吸引を認めた。
ネットのほか、都内の繁華街などでも種を売る店がある。警視庁の薬物捜査関係者は「種が野放しでは摘発が追いつかない。法律で取り締まるなど、新たな手だてが必要だ」と話す。
■大麻との出合いは…“留学生”“海外旅行”“野外イベント”
警察庁のまとめによると、大麻の摘発件数は年々増加する傾向にある。今年は6月までに約1200人が摘発されており、10~20歳代が半数以上を占める。ほかの薬物に比べて大学生が目立つのが特徴で、警視庁が1~8月に摘発した752人をみると、学生は9.2%を占める。
なぜキャンパスに大麻が広がっているのか。警視庁幹部は、過去の摘発例をもとに、大学生が大麻を始めるきっかけになる「接点」がさまざまであることを指摘する。
1つは、留学生などの外国人が大麻使用の一線を越えさせる“伝道師”となり、大学生に口コミなどで大麻が広がっていくパターンがみられることだという。
また、「『レイブ』と呼ばれる音楽系の野外イベントなどで大麻が使われることが当たり前になってきており、若者に抵抗感が薄くなっているといった要因や、インドなどの海外旅行の際に遊び感覚で大麻吸引を経験した学生が、継続して手を出している可能性も指摘できる」という。
新しいことを「吸収」しながら、社会人への準備期間を過ごす大学時代。だが、大枚をはたいて有名大学に送り出した息子や娘がキャンパスで覚えることが大麻の「吸引」だったとしたら、両親の無念はきわまりない。
慶応大の事件では、発覚直後に会見した学校関係者が「学生の良識を信じていた」と述べた。しかし、もはや性善説も限界を感じさせる状況だ。
【関連記事】
・ 大麻密輸、早大生はマレーシア留学生と日米二重国籍の学生
・ 「気をひくために大麻」逮捕された元AV女優の倖田梨紗
・ 元AV女優の倖田梨紗「彼は大麻好き」 簡単な栽培がまん延の一因?
・ 止まらぬ大麻汚染 「有罪…誠に遺憾」早大がコメント
・ 種購入から栽培まで…ネットにあふれる“違法情報”
乗っ取り 船長は沖縄の男性
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000001-yom-int
【中国総局】中国天津市の遠洋漁業会社所属のマグロ漁船「天裕8号」がアフリカ東部のケニア沖で武装グループに乗っ取られた事件で、沖縄県出身の久貝豊和さんが乗船していたことが15日、関係者の話でわかった。
久貝さんは、船長として乗り込んでいたと見られる。
中国の新華社電は、日本人1人のほか、中国人やフィリピン人らが漁船に乗っていると報じている。漁業会社は遠洋漁業と水産品の加工、貿易などを行う国有企業で、22隻の大、中型船を保有しているという。
強豪バレー部元部員が恐喝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000007-mai-soci
愛知学院大学の男子バレーボール部で、先輩が後輩から現金約150万円を脅し取っていたとして、愛知県警愛知署は15日、同県長久手町山野田、元同大学生、八幡素寿容疑者(23)=12日、4年生で退学処分=と同町東狭間、同、高取峻也容疑者(21)=07年9月、3年生で自主退学=を恐喝容疑で逮捕した。2人は約1年半にわたり、部の寮内や大学の駐車場などで現金を脅し取っていた。
調べでは、2人は07年4月、大学1年の後輩部員(当時18歳)が、2人の素行が悪いと父を通じ監督に相談したことに立腹。「お前がチクったせいで、大好きな部活をやめんといかんくなった」などと因縁を付け、両手を縛って殴るなどの暴行を加えながら「あと2年もしたら堅気じゃなくなる。300万円を2年で払え」などと現金を要求。07年5月28日~08年9月10日に25回にわたり現金計約150万円を脅し取った疑い。2人は容疑を認めているという。
後輩部員は入部直後から2人にいじめを受け続け、現在は実家に帰り事実上休学している。同大学の黒神聡学生部長は「被害者に大変な精神的苦痛を与え、おわびするしかない。詳しく調査するとともに再発防止に努める」と話している。 同大学のバレー部は、過去にオリンピックの日本代表選手を輩出したこともある東海地区の名門。今年の東海大学リーグ秋季大会(1部男子)でも優勝している。バレー部は当分の間、公式戦出場を自粛する。【飯田和樹】
【関連ニュース】
恐喝:「女子高生」と偽り 容疑の高校生3人逮捕--神奈川県警
脅迫文:東京の小学校に届く 「児童を切りつける」などと
大麻:今度は早大生逮捕…自宅で栽培 若者の汚染深刻化
横浜・ドンキ放火未遂:容疑者、空売りで利益 株価の下落狙う
交際大学生から31万円脅し取る 容疑の女子高生ら逮捕