日本では、15000人~25000人を推移していた自殺者の数は
1998年以降32000人を超え、10年以上増え続けている
さながら、目に見えない戦争が起き、種々雑多な恐怖が人々を
殺し続けているような有様だ。
死に対する不安、多くの差別やストレス、
それらの要因に、はまり込むと人は急に孤独になり、
自分の事、以外に目がいかなくなる。
人ごとではないのは、特に激増する中高年者の自殺である。
長引く不況や会社の倒産、失業など具体的な生活苦を理由にしている、
ものも多いらしい。
パンドラが箱を開けて以来、多くの恐怖と不安が世界を覆い尽くし、
希望という唯一の宝物が人に与えられたと、
ギリシャ神話にありますが、私の場合はその希望を大切にし、
生きていくのはつまらないし、辛くて、当たり前と割り切り、
人が人として持って生まれた、愛と勇気と知恵を生かしきり、
幸せは勝ち取るものだと決意し、
冒険心と好奇心を絶やさず、心の旅を続けたいと願う毎日です。
思春期をガン病棟へ、両親の見舞いにと明け暮れた私にとって、
日々死と激闘する患者さんたちの姿に、
命の尊さと生きることの神々しさをまざまざと、教えられた感じです。
彼らは真の勇者であり、命の戦士だったと
肌の色も国境も宗教も人を隔てる物は何もなく、
今日という日を、一生懸命生きている多くの人々のことを思い浮かべ
「負けるもんか」と言い聞かせ、頑張り続ける、日々を暮しています。
熊谷
P.S
山吹さん、貴重な書き込みありがとうございます。
大きな励みになっております。貴兄のおかげで頑張ろうと勇気が湧きます。
