乗り方に注意!電動アシスト付き自転車 | ADRと対話促進型調停

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昨年、NHKの番組「あさいち」に、行政書士ADRセンター東京が、

自転車事故に関する調停の専門機関として紹介されました。

自転車が関わる事故は、自転車の種類の増加によっても、増えてきているようです。


今回はそのような中から、「電動アシスト付き自転車」について、ご紹介したいと思います。


電動アシスト付き自転車は、

女性や高齢者にとても人気の自転車です。

2010年の国内出荷台数は38万台超となり、

バイク全体の出荷台数をも上回っています。

充電は、家庭用コンセントで簡単に行え、

最近では一度の充電で4~5時間走れる

ものがあるといいます。

さらにバッテリーの大容量化も進んでおり、

今後も利用者数は増えていく可能性があります。


けれども、同時に、一般の自力型で漕ぐ自転車とは違い、

電動アシスト付き自転車だから起きてしまう事故、というのも増えてきており、

利用する方は、注意も必要です。


例えば、

電動付き自転車には、手元にスイッチがついており、電源を入れることで機能します。

そして、多くの場合は、ペダルを踏み込んだ時に、

漕ぐチカラをアシストしてくれて、速度が上がりやすくなる仕組みなのですが、

逆に言えば、片足だけペダルに乗せた状態でも、スイッチを入れると走り出してしまいます。


また、普通の自転車でよくやる、ケンケン乗りですが、

電動付き自転車では、踏み込んだ力に合わせてアシストする仕組み、になっているため、

ケンケン乗りで大きなチカラをペダルにかけると、アシスト力も強まり、

想像以上にスピードが出てしまうのです。

そのため、転倒したり、振り落とされたりしてしまう場合があります。


また、交差点で停止中に、ブレーキハンドルを握らないままペダルに片足を乗せておくと、

その片足でペダルを踏み込んだと同様の状態になって、うっかり走りだしてしまい、

事故につながるケースがあります。


交通事故総合分析センターの資料によれば、

電動アシスト付き自転車乗用中の死者数は増加傾向にあり、

2011年には50人となり、10年間で約3倍に増加しているようです。


特に、2001~2011年においては、

普通の自転車による死傷者数と、電動アシスト自転車の死傷者数との関係は、

45歳以上で同数になり、55歳以上では、電動自転車の方が大きく上回っています。


女性や高齢者に人気で便利な電動アシスト付き自転車。


けれども、これまで乗り馴れた自転車とは使い勝手も違う分、

しっかりと使い方を確認して安全に乗りたいですね。



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