マイナス7℃という寒ーい1週間の後、
10℃前後の日々が続く現在暖かめのロンドン。
冬休みに入って1週間、よく勉強しているっぽいおねえちゃん。
休み明けにテスト期間があって、気持ちが落ち着かない。
部屋にいるから、本当はどれほどお勉強してるのかは不明。
2度目のイギリス赴任。
前回は、とにかくヨーロッパに旅行に行きまくってたけど、
今回は、りんちゃんがいることもあり海外旅行は控えめで、
その代わりのTheatre三昧。
冬休み、おねえちゃんは4本のショーを見にいく。
今日は、Nutcracker。
前回のイギリスの時に一度見たし、
おとうとくんはバレエなんてずっと見てられないし、
おとうとくんと私はパス。
一緒にロンドンには行って、
華やぐ街を歩き、
ディンタイフォンで早めの夕食。
久しぶりの小籠包が美味しくて、みんなで感嘆。
時折雨の降るロンドンらしい天気。
私たちは先に帰ったからよかったけれど、
今日はストライキで22時に電車終了。
それを見落としていて、いつもはロンドンから30分のところ、
おねえちゃんたちは2時間かかって帰ってきた。
0時過ぎ。
「くるみ割り人形」はクリスマスの風物詩。
華やかでマジカルな雰囲気と、短い演目でこどもにも人気。
通常、バレエは3時間を超える。
バレエをやってて大好きな7歳くらいのおねえちゃんを連れて「Sleeping Beauty」に行ったときは、
すごい長かったけど、最後まで飽きずによく見ていた。
観客はドレスアップしている人もいれば、カジュアルな人もいてそれぞれ。
子どもたちは可愛くドレスアップしている子が多くてかわいい。
舞台上は本当に夢の世界で感動した様子のおねえちゃん。
文化の違いといえば、Theatreの楽しみ方。
20分のインターバルでアイスクリームが売り出され長い列。
バーからボトルでワインを買って入ってくる人もいたり、
大きなポップコーンをふたつ抱えて来る人もいたり、
それらを観客席で楽しむ。
ワインを飲んでいる人は多い。
そんな文化のない日本人は、トイレの列に並んで、
やばい、始まっちゃう〜という感じで席に戻る。
一方で、始まりのベルが鳴っても、余裕の様子でアイスを選び買う人々。
劇場の建物はもれなくもちろんとても荘厳で美しい。
そういう場所でも飲食可。
「シアターで飲食」には慣れない日本人の私たちは、何も買わない。
わざわざここで飲む必要を感じない。
「わざわざ」と感じるのがもう拭えない習慣。
映画館のようにコップなどが置ける肘置きがあるわけじゃないから、
飲んだ後のコップのこととかも気になっちゃう。
ちゃんとガラスのグラスだし。
特に今回はクラシックなバレエ。
ポップコーン食べながら見ているのだろうか。
念願の白いマフラーも買えて、
深夜に帰宅も元気でご機嫌なおねえちゃん。
楽しい一日に幸せそうなとっと。