半年前に友達と約束していた
『ガウディとサグラダ・ファミリア展』に行って来ました。
平日にも関わらず、なかなかの混み具合
注目度の高さが伺えます。
建築家なので、絵画があるわけではない。
(彫刻はありました)
それでも、美しいラフスケッチから
大きな設計図本がたくさん展示されていました。
もう緻密すぎて感動!
アナログな時代、気長な作業を想像するだけで気が遠くなりそう…
私がガウディを語るには、あまりにも稚拙で
知識不足なので、この辺で…(*´ω`*)
人間ウォッチング
いつもの美術展とは、来館者がなんとなく違う。
単に鑑賞者ではなく「勉強に来てますオーラ✨」が漂う。
(美術というより博物色が強い)
地味で華やかさがないと思う私と違って
そのオーラ✨さん達は、食い入るように観察している。
いきなりですが
私は、人間ウォッチングが好きです
ちょうど私ぐらいの世代カップルを見かけた。
やっぱり気になる(笑)
「この有機的な〜この幾何学的な意味は〜」
と、2人で真剣な表情で囁き合っている。
(そばだてて聞いている自分←怖)
夫婦で高尚でインテリジェンスな会話。
日常もこんな感じなんだろうか…
同じものを観て、感動を共有できるっていいな。
そんな仲良く訪れているカップルは
服装とか雰囲気がよく似ている。
同じようなメガネをかけてたり
阿吽の呼吸で観る速度も同じ。
長年一緒にいると似てくるというけど、
DNAが全く違うのに、すごいなぁ。
ちなみに、私の夫は芸術や美しい造形に関心なし。
植物も無知、知っている花の名前はチューリップと桜ぐらい
真逆なことが多いんです(泣)
あっ、でも共通点があるんです。
7年ほど前の旅行先で初めて知りました。
夫も人間ウォッチングが好きな事
ベンチに座り、行き交う人々を見るだけなんですけどね
人も景色だそうです。
✨ ✨ ✨
つい人間ウォッチングに走ってしまいましたが
これだけは食い入るように観察しました。
ガウディの特徴である放物線アーチ型の建造物。
上の写真(左)のように、糸を逆さ吊りにして
重みをつける実験で美しいアーチ形を作る
画期的な発想に感動!
過去建築へのオマージュであったり
「自然は師である」と言った通り
自然から多くを参考にしたり
その集大成が『サグラダ・ファミリア』なんですね。
バルセロナの街中にあるのに
自然がそこにあるように思えるのは
ガウディの思想が活きているからなんでしょうか。
サグラダ・ファミリア聖堂の内観
おとぎ話に出てくる森のよう
光がなんとも美しい✨
この映像を見た時、友達3人とも
「実物を見てみたい…」
と、つい言葉が重なった。