『ガウディとサグラダ・ファミリア展』で何を観たか | ナナのブログ

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セミリタイアの夫と静かな
ふたり暮らし。
60代半ば、自分らしく好きな事、感じていることを綴ります。

半年前に友達と約束していた

『ガウディとサグラダ・ファミリア展』に行って来ました。




とても寒い日でした
テディコートで着膨れています(о´∀`о)



平日にも関わらず、なかなかの混み具合

注目度の高さが伺えます。



建築家なので、絵画があるわけではない。

(彫刻はありました)



それでも、美しいラフスケッチから

大きな設計図本がたくさん展示されていました。



もう緻密すぎて感動!



アナログな時代、気長な作業を想像するだけで気が遠くなりそう…



私がガウディを語るには、あまりにも稚拙で

知識不足なので、この辺で…(*´ω`*)




 人間ウォッチング



いつもの美術展とは、来館者がなんとなく違う。


単に鑑賞者ではなく「勉強に来てますオーラ✨」が漂う。

(美術というより博物色が強い)


地味で華やかさがないと思う私と違って

そのオーラ✨さん達は、食い入るように観察している。




いきなりですが

私は、人間ウォッチングが好きですニコニコ



ちょうど私ぐらいの世代カップルを見かけた。

やっぱり気になる(笑)


「この有機的な〜この幾何学的な意味は〜」

と、2人で真剣な表情で囁き合っている。

(そばだてて聞いている自分←怖)


夫婦で高尚でインテリジェンスな会話。

日常もこんな感じなんだろうか…



同じものを観て、感動を共有できるっていいな。



そんな仲良く訪れているカップルは

服装とか雰囲気がよく似ている。

同じようなメガネをかけてたり

阿吽の呼吸で観る速度も同じ。



長年一緒にいると似てくるというけど、

DNAが全く違うのに、すごいなぁ。



ちなみに、私の夫は芸術や美しい造形に関心なし。

植物も無知、知っている花の名前はチューリップと桜ぐらい

真逆なことが多いんです(泣)



あっ、でも共通点があるんです。

7年ほど前の旅行先で初めて知りました。


夫も人間ウォッチングが好きな事凝視気づき


ベンチに座り、行き交う人々を見るだけなんですけどね

人も景色だそうです。




✨ ✨ ✨



つい人間ウォッチングに走ってしまいましたが

これだけは食い入るように観察しました。




ガウディの特徴である放物線アーチ型の建造物。


上の写真(左)のように、糸を逆さ吊りにして

重みをつける実験で美しいアーチ形を作る

画期的な発想に感動!



過去建築へのオマージュであったり

「自然は師である」と言った通り

自然から多くを参考にしたり

その集大成が『サグラダ・ファミリア』なんですね。



バルセロナの街中にあるのに

自然がそこにあるように思えるのは

ガウディの思想が活きているからなんでしょうか。





サグラダ・ファミリア聖堂の内観


おとぎ話に出てくる森のよう

光がなんとも美しい✨




この映像を見た時、友達3人とも


「実物を見てみたい…」


と、つい言葉が重なった。





ガウディ様

素晴らしいその創造物にレスペクトです

いつか会いに行きたいです✨