小学校3年生までは、
神戸の団地に家族で住んでいました。
6畳と4畳半とキッチンだったかな？
それで両親と子供3人の5人暮らしですから、
窮屈で合ったことは覚えています
私の家は貧しかったけれど、
団地ですと、見た目は周りも同じような
家に住んでいるわけですから、
「家が特別に貧乏」
ということの認識はなく、
貧乏だからと、
周りと比べて惨めになる・・・など
ということは、あまりありませんでした。
それよりも、小学生になると、
私の母が、どうやら、
他のお友達のお母さんとは違う。
ということが、
だんだんとわかってきました。
ある日、お友達の家に
遊びに行った時に、
帰るのが少し遅くなってしまい、
夕飯をご馳走になったんです
それで、ショックを受けました
こんなに豪華な食事が、
待っているだけででてくる。
そして、、
お母さんって、優しいんだぁ～。
これが、お母さんの姿なんだ
私のお母さんは、
「身体障害者・・・」だから
か・・・。
比べてしまって、
気づいてしまったんです。
その日から、母に対して
少しずつ嫌な感情が
募っていったように思えます。
ところで、
団地では、
仲の良いお友達がいました
いつも３～４人くらいで遊んでいて
「おままごと」とか、
ゴム飛びとかをして遊んでいました。
よく覚えているが、
団地の裏には広いグランドがあって、
シロツメ草
とクローバー
が
沢山あったので、
四つ葉のクローバーを捜したり、
シロツメ草で髪飾りを作ったりして
楽しんでいました
あと、団地の目の前には、
小さなな山があって、
皆で山に登って、
滑り台のようにして山を下ったり、
秘密基地をつくって
遊んでいました
団地のお友達とは仲良く遊べたので、
楽しかった思い出があります。
でも私の場合、
家事があったので、
家で洗濯したり、掃除したり、
食事をつくったりしながら、
時々、ベランダから、
皆が遊んでいるのを
眺めている時があって、
その時は、
寂しかった記憶が残っています
ベランダには洗濯機がありまして、
当時は二層式洗濯機で、
洗った洗濯物を、脱水機に移すのが、
小学生低学年の女の子には、
大分重たかったです
背も低いので、洗濯機の奥の、
洗濯物がとり出せなかったので、
お風呂の椅子なんかを台にして、
それに乗っかって、
洗濯機の奥の衣類を一生懸命
とりだして、水浸しの洗濯物を
脱水機に移動していました
ベランダだと、
冬は寒くて凍えそうになるし、
水は冷たいから手がかじかむし、
しもやけは当たり前。
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コレ、トラウマになっています
だから、成長してから家を出て
独り暮らしをスタートさせるときは、
絶対に、
洗濯機置き場は
家の中
不動産屋さんへ、この
条件をお伝えしています
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洗濯ものを干すにも、
身長が低いし力もないので
一苦労でした。
母親が、障がい者だから・・・。
こちらの印象が強くて、「貧乏」は、
当時、あまり気にならなかったです。
「団地」は、
私たちのような貧しい家族には
有難い存在だったと思っています。
ちょっと、おもたくなってしまったので、
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