確定申告が終わって
来年はこんなにバタバタしないでやろう
申告ソフトを買えばもっと簡単にできるんじゃないか
などと考えている方もいらっしゃるのでは?
白色申告を前提にすると
申告ソフトは全く必要ないというのが私の考えです。
改正で白色申告者にも記帳義務が求められることに
なりましたが、
白色申告の場合は、
売上などの収入金額、仕入れや経費に関する事項について
取引の年月日、相手方の名称、金額、内容等を
帳簿に記載すればよいのです。
簡単に言えば、お小遣い帳や家計簿をつけるようなものです。
いわゆる複式簿記とは違いますので、
売上や経費の明細と集計ができればよいのです。
そのためにわざわざ申告ソフトを購入する必要は
全くないと思います。
収支内訳書や確定申告書自体は、
国税庁の確定申告書作成コーナーで作成できますから、
申告ソフトでなくて、
エクセルのような集計ソフトで十分です。
国税庁のHPから作成して
間違えた場合、何か調べられるんじゃないかとか
一旦作成したデータを書き直したら
前のデータが残っていて調べられるんじゃないかとか
危惧される方もいらっしゃるようですが、
提出された確定申告書でさえ、
機械的に弾かれるもの以外でなければ
全部をつぶさに調べるのは限られた職員と時間では
到底無理です。
納めた税金で提供されてるサービスなのですから
有効に使いましょう!!