皆さん、こんにちは!
いやはや、とんでもない旅の終わりになってしまいました…。
あれは昨日の夜のこと。僕は成田空港で、高松行きの最終便に乗り込んでいました。
「ふう、やっと帰れる…
」
飛行機のシートに深く腰掛け、窓の外を眺めながら、あと数分で飛び立つので帰ってからやることを考える。疲れも、この離陸の瞬間までだったはずでした。
その時でした。
機内に、機長からのアナウンスが響き渡ります。
それを聞いた乗客全員が、一瞬にして「???」と、顔を見合わせたのです。
「滑走路閉鎖のため、この便は、欠航いたします」
…え?今、なんて?![]()
エンジン音だけが響く静かな機内で、僕の頭は真っ白になりました。
機長の話をまとめると、こうです。
「現在、滑走路が閉鎖されており、我々の前には30機ほどの飛行機が離陸を待っています。順番からして、この便が飛べるのは、早くても2時間後です」
なるほど、待てば飛べるのか…と思った、その矢先。
「しかし、2時間後では、目的地の高松空港の運用時間が過ぎ、着陸することができません。誠に残念ですが、この便は欠航となります」
…そ、そういうことかー!![]()
まさかの**「飛べるけど、降りられない」**という、究極のジレンマ。
その時点で、時刻はすでに夜7時過ぎ。飛行機から降ろされた僕たちは、途方に暮れるしかありません。
「さて、どうやって帰る?いや、そもそも今夜はどこに泊まるんだ…?」
明日の便もチェックしたが、夕方着・・・仕事あるし、遅すぎ!
頭をフル回転させ、導き出した答えは一つ。
「こうなったら、明日の新幹線で帰るしかない
」
急いで成田エクスプレスを予約し飛び乗り、東京へ戻ることに。
そして、NEXの中で空いてるホテルを探す。品川プリンスかぁ・・・午前中、前通ったやん![]()
まさかこんな形で泊まることになるとは夢にも思わなかった、品川プリンスホテルに緊急チェックインしたのでした…。
そして翌朝。
本来なら、空の上から眺めるはずだった日本の景色を、新幹線の窓からぼんやりと眺めながら、長い長い帰路につきました。
こんな予期せぬ旅のトラブル、いい経験になりました。