こんにちは、とてもお久しぶりです。
暑い日が続いてますが、みなさん水分をしっかり取ってくださいね![]()
💡 「先生の仕事、AIに取られちゃわない?」
最近、ニュースや集まりで、決まって話題になることがあります。
「AIのせいで、士業の仕事って、この先どうなるんだろうね?」って。
時にはクライアントから、心配そうに「先生の仕事、AIに取られちゃわない?」なんて聞かれることもあります。
確かに、ChatGPTなんかの進化を見ていると、簡単な書類を作ったり、何かを調べたりする能力は、もう人間以上かもしれません。この流れを見て、不安になる気持ちも、すごくよく分かります。
でも、僕はこの風潮に、少しだけ「待った」をかけたい人間です。
なぜって、AIは僕らの仕事を奪うライバルなんかじゃなく、むしろ僕らの仕事を「もっと面白く」してくれて、お客さん一人ひとりと深く向き合う時間をくれる「最高の相棒」になると思っているからです。
AIに任せる仕事、人間にしかできない仕事
少し考えてみてください。僕ら士業の仕事って、大きく二つに分けられると思うんです。
ひとつは、法律や判例を調べたり、申請書の様式を整えたりといった、正確さが求められる「作業」の部分。
そしてもうひとつは、お客さんの漠然とした悩みや夢をじっくり聞いたり、その人にとってのベストな道は何かを一緒に考えたりする、心を通わせる「対話」の部分。
AIがすごい勢いで得意になっていくのは、間違いなく前者の「作業」です。
これまで何時間もかかっていたリサーチは一瞬で終わるでしょうし、面倒な書類仕事もかなり楽になるはずです。
でも、後者の「対話」はどうでしょう?
お客さんが言葉にできないでいる不安な気持ち、その事業に込めた熱い想い。そういったものを感じ取って、その人の人生に寄り添いながら一緒に未来を考える。こればっかりは、人間にしかできない仕事だと思いませんか?
📌 AIは素晴らしいアシスタント。でも、人の心の機微までは分からない。
AIが「作業」の時間を肩代わりしてくれるおかげで、僕らはこれから、この「人間にしかできない大切な仕事」にもっともっと時間を使えるようになるんです。
🚀 「手続きのプロ」から「人生の伴走者」へ
じゃあ、具体的に僕らの仕事はどう変わっていくのか。
それは、いわば「手続きのプロ」だった僕たちが、お客さんの事業や人生に寄り添う「最高の伴走者」へと自然に進化していく、そんなイメージです。

例えば、福祉事業の立ち上げをお手伝いする時。
これまでは、過去の経験を頼りに「こうすれば通りやすいですよ」とアドバイスしていました。
これからは、AIに過去の膨大な成功事例を分析させて、そのデータという強力な武器を手に**「あなたの事業のこの素晴らしい部分を、こう見せればもっと想いが伝わりますよ」**と、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの戦略を立てられるようになります。
AIはあくまで最高の「参謀」。最終的にどう攻めるかを決めるのは、クライアントと向き合う僕たち自身です。面白そうだと思いませんか?
おわりに:AIを怖がるのではなく、ワクワクが勝ちます。
AIの登場を怖がる必要なんて、どこにもないんです。
むしろ、面倒だった作業から解放されて、僕らが本当にやりたかったはずの、もっとクリエイティブで、もっと「ありがとう」と言ってもらえる仕事に集中できるチャンスが来た、と捉えています。
AIと同じような書類を作るだけの士業になるか。
AIという最高の相棒と一緒に、お客さんの未来を創る士業になるか。
その分かれ道は、もうすぐそこまで来ています。
もちろん僕は、後者の未来を選びます。だって、その方が断然ワクワクしますから。