サイバーエージェントの主流「サイバーエージェント地味ーズ」 | アドマン3.0=人事になりました。

アドマン3.0=人事になりました。

サイバーエージェントで新卒採用責任者をしています。

年が明けてから学生と会う数、速度が飛躍的にアップしていますが、毎年のように言われるのが「顔採用なんですか?」「キラキラの雰囲気が合わないんですよね」みたいなサイバーエージェントに対するイメージについてのコメントです。

僕はサイバーエージェントの社員として数年間に渡り講義や面接などをしてきましたし、今は採用の責任者として働いていますからある程度発言してもよいと思いますが、顔採用の事実はありません。これについては書きたいことがあるけど一旦ここでは触れず。

また社員はキラキラ働いてくれていると思いますが、フォーチュンクッキー的なキラキラ感は限定的なものです(さらに動画に写っているキラキラした女性社員も毎日ものすごく働いてくれている立派な戦力であり、ヘタしたら僕より生産性高いです)。

僕が就職活動をしている時から存在するソルジャー的なイメージも依然としてCA外には残っていますが、今はむしろ3000人を超える正社員のうち約半分はエンジニア、デザイナーものづくりの会社になっており、かなり外野から言われているイメージとのギャップがあると思っています。


さらにサイバーエージェント内で活躍する人材像もどんどん変わってきています(本質は変わらない気がしますが)。一見おとなしそうな、外から言われているオラオラ系のサイバーエージェントっぽくない人間がどんどん要職につき、成果を出しまくっているんですね昨今。


例えばこの方々。通称サイバーエージェント地味ーズの皆さんです。


左から地味ーズ元祖、名人こと同期の高橋はアメーバのポイントプラットフォーム事業を統括している人間だし、真ん中の飯塚は内定者の時から株式会社シロクを立ち上げ、子会社社長として入社しちゃうような強者だし、右端の根岸は学生時代に大ヒットアプリ「妄想電話」を開発し、エンジニアからプロデューサーにコンバートして今は子会社Sanrenpの代表取締役を務める注目の人物。

3人共いわゆるオラオラ系ではないし、世に言うサイバーっぽさ、が見た目には現れていないけれども、取り組んでいる事業は確実に強く面白いものばかりで、それぞれが今までに大きな成果を出しています。

その他にも小学生向けプログラミング教室CA Tech Kidsの代表・上野や動画制作の渋谷クリップクリエイトの代表・桑野、先日avexとサイバーエージェントの共同出資会社として発表されたAWA株式会社の取締役・小野など、地味と言わないまでもとてもやさしそうで一見おとなしそうな印象すら受ける男子が、サイバーエージェントの第一線で活躍しているんですね。

このように弊社内で活躍する人材の外見的・雰囲気的なイメージはだいぶ変化してきたように思います。

と、本人達の許可も取らずにいじくってしまいましたが、何が言いたかったかというと、世に言うサイバーエージェントのイメージと実態はけっこう異なってるよ、ということ。「サイバーはリア充しかいない会社でしょ」みたいなことも言われますが(みなさん人生は充実してると思いますけれども)、いわゆるリア充的なイメージではないことは中を覗いてもらえるとわかって頂けるかな、と思います(実際インターンなどに参加してもらうと学生の印象はだいぶ変わるのが事実です)。

意図したイメージと異なるイメージが伝わってしまっているのは我々側の責任もあるので、こう言った地道な発信は今後もしていきたいと思っています。