カルトになれ! | アドマン3.0=人事になりました。

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多少胡散臭いタイトルだったのが原著名を見てみたらTHE POWER OF CULT BRANDINGと比較的興味をそそられるタイトルだったので読んでみた。


ちなみにタイトルにもなっているカルトという概念を調べてみると「崇拝」、「礼拝」を意味するラテン語Cultusから派生した言葉で、元来、「儀礼・祭祀」などの宗教的活動を意味していた。現在では反社会的な宗教団体を指す言葉として使用されることが多いとWikipediaさんが言っているように、比較的危険なコトバである(個人的には「プロパガンダ」やこの「カルト」みたい概念は結構人間の心理を探るのに必要なキーワードだとは思っている。危ないだけに、可能性も大きい)

本書の提唱するカルトブランディング企業、人間、場所、組織を、実際に好きなブランドのためなら身をささげる信者の集合体に帰るプロセスと定義していて、確かに必要な概念であると位置づけている。フムフム。比較的真っ当だ。というか、普通のブランディングに関する本として読んだ方がいいと思う。そこまで内容的にエッジが立っているというわけではない。ブランディングについて書かれた本として読むと良書といえる。

本書の論理展開は、リサーチによるデータ立証というよりは、マズローの欲求理論欲求5段階説に強く依拠しており、ココらへんに興味がある方には結構刺さる内容かも(ちなみにマズローは絶対に読んでおいた方がいい。特に「完全なる経営」は必読)。

展開の仕方も気持ちよく、あとがきにもビジネス書のなかで、値段に見合うだけの価値を持つのは、 実際に応用できるアイデアを非常に分かりやすくまとめたものだけであると自ら書いているように、比較的実行に移しやすいアクションにまで記述が及んでいるところは秀逸。

ちなみに本書の掲げる観客を信者にする7つのルールは以下の通り。
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・第一のルール:人は他人と違っていたい
・第二のルール:「大胆さ強い意志を持て
・第三のルール:「ライフスタイルを売れ
・第四のルール:「伝道師を生み出せ
・第五のルール:クラブを生み出せ
・第六のルール:顧客を選ぶな
・第七のルール:ノスタルジアを売れライバルからパワーを引き出せ
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ということで、必読!レベルではないものの結構きちんとブランディングについて「カルト」というコトバを用いて整理してくれているので+アマゾンで1円から売っているので読んで損はない本かな、とは思います。

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