みなさま、こんばんは!
最近、クライアントから「老けてるねぇ~」とか「貫禄あるよね~」と、頻繁に言われるDAIです、凹みます・・・
ところで、みなさんは最近感動したことがありますか?
【感動頻度】という言葉があります。
これは、三菱総合研究所が実施したアンケート結果から生まれたもの。
このアンケートでは、
「この1ヶ月で、1回以上感動しましたか?」という質問に対して、それぞれのジェネレーションでの回答が出ています。
・10代~20代:50%
・30代~40代:40%
・50代~60代:30%
つまり、10から20代の半数は1ヶ月に一度も感動していない。
50代になると、3人に2人以上、【1ヶ月に一度以上も感動していない】ということ。
なんだか・・・さびしいですね・・・感動のない人生・・・
と、他人事のように考えていたんですが、よ~く考えてみたら・・・あれ?俺も最近感動してなくない?と思ってしまったのです。
いや、たぶん感動はしてるんですよ?
とはいえ、その感動を【思い出せない】のです。
THEピンチ!!
ということで、【感動する力】【感動を思い出す力】=【感動力】を鍛えるために、
【感動】というすばらしく希少価値の高いものに対して、よりセンシティブになるために、
週に1作品以上、映画・DVDを見るようにしています、単純ですけど。
日課ではなく【週課】です。
やっぱ、広告って言うのは、【感動】というエモーションに載せてメッセージを届けるものだと思うんですよね・・・
そして、誰かに感動を届けるためには、自分がまず【感動体質】にならなければ!
そういう単純なロジックで、はじめたこの【週課】!
もともと映画は好きなので、こういうタスクはすんなりと【習慣】になってくれますね!
先週観たのは
- レントラックジャパン
- 私の頭の中の消しゴム ナビゲートDVD ~君が僕を忘れても~
今週見たのは、
- ハピネット・ピクチャーズ
- エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション
どちらもキーワードは【記憶】です。
見ていない人のために、あらすじを紹介しておきますね。
【私の頭の中の消しゴム】~あらすじ~
工事現場で働く無愛想な大工チョルスと、おっちょこちょいだが純粋な社長令嬢スジン。住む世界の違う二人は思わぬハプニングで出会いまっすぐに恋に落ち、結ばれる。愛を信じず独りで生きてきたチョルスはスジンのピュアな気持ちから、人を愛すること、許すこと、そして信じることを覚えていく。目が眩むほど幸せな日々。しかし、医者を訪れたスジンが宣告された言葉は「若年性アルツハイマー」。それは肉体的な死よりも精神的な死が先に訪れる病。「もう優しくしないでいいよ。どうせ忘れてしまうから」と涙をこらえて訴える妻に、「俺が全部覚えておくよ。俺が君の記憶になるから」と伝える夫。この日から失われていく記憶をつなぎとめるための2人の闘いが始まる。絶望に心を乱されながらも、彼女を見守っていこうというチョルスの気持ちは揺るがない・・・。
~アマゾンより引用~
【エターナルサンシャイン】~あらすじ~
バレンタイン目前のある日。ジョエル(ジム・キャリー)は不思議な手紙を受け取る。
「クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社」
クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)はジョエルが最近喧嘩別れしてしまった恋人。仲直りしようと思っていた矢先に、彼女が自分との記憶を消去してしまったことを知りショックを受けた彼は、自らもクレメンタインとの波乱に満ちた日々を忘れようと、記憶除去を専門とするラクーナ医院の門を叩くが・・・。
~アマゾンより引用~
【私の頭の中の消しゴム】は・・・ボロ泣き!
【エターナルサンシャイン】は、ぼろな気までは行かなかったけど、半泣き!でも、ストーリーは秀逸!
どちらもいい映画だと思うけど、【記憶】に対するスタンスは真逆!
【私の頭の中の消しゴム】では、忘れ去れようとしている【記憶】をつなぎとめようと必死になる。
【エターナルサンシャイン】では、忘れたい【記憶】を消しにかかる(最終的にはつなぎとめようとするんだけれども)。
しかしながら、どちらのスタンスも、見ているものに【感動】をもたらしてくれる・・・奥が深い。
ワタクシDAIにも【消したら楽になれるかなぁ・・・】と思う【記憶】もあるし、【絶対に忘れたくない】と思う【記憶】もあります・・・皆さんもありますよね??
でも、もしも【記憶を消去できる装置】が存在するとしたら・・・実は、どちらの記憶も消したくなかったりする。うん。
人間は、今まで経験してきたことをすべて覚えているといいます。
「そんなことないよ!忘れてるもん!」という人もいるでしょうが、
それは「忘れている」のではなく、「思い出せないだけ」これが、現在の脳科学の潮流。
いやな記憶もあります。
忘れたい記憶もあります。
でも、【忘れさせてくれる装置】が存在しても、ちょっと決断できない・・・それだけ【記憶】って大事です。
「そういえばあんなこともあったよな~」とか、数年後に仲間と酒を飲みながら話すのが楽しみだったりするし。
【記憶】は【感動】を貯蔵してくれます。
貯蔵された【記憶】を思い出せば、過去の出来事を現在にダウンロードできる・・・そして【感動】できる。
しかも、【感動】という味付けを施された【記憶】は、思い出しやすくなります。
思い出すということは、【記憶の反復】です。
そして【反復】された【記憶】はより思い出しやすくなります。思い出す【感動】が増加する。
つまり【感動頻度】が高まる、ということ。
【感動頻度】の高い人生・・・いいじゃないですか!
いちアドマン・アカウントプランナーとしても【感動頻度】を高めることは大切だとお思いますが、
いち人間としても、この【感動頻度】は大切にしていきたいですね!
そのためにも【週に一度は映画・DVDを観る】という習慣は続けて生きたいですね!
【私の頭の中の消しゴム】も【エターナルサンシャイン】もおススメです!
観てない人は、ぜひぜひ!
また、「この映画はマジ感動するよ~!」という映画がございましたら、ぜひコメントにカキコしてください!
ではでは・・・☆