海を汚している元凶 | 福祉主義の経済

福祉主義の経済

幸福度が高い福祉国家を目指すのが、福祉主義の経済システムである。
温暖化を加速させているのは、大量消費の経済が原因である。

経済発展ばかりを追求しているから、温暖化が進んで、干ばつや豪雨になるのである。みんなが儲け主義に走るから、海洋プラスチックが地球を汚していることに気付くべきである。今こそ、自分勝手な儲け主義の自由主義経済を見直して、地球を守る経済体制にしていくべきである。自分だけが儲かればいい、贅沢な暮らしができればいいという自分勝手な考えでいるから、儲かっていない人達が、めんどくさくなってゴミを捨てて、ゴミが海に流れていくのである。この原因の根本は、格差を広げている自由主義経済にある。儲けることが自由なので、資本を持つ人はいくらでも儲けることができる。逆に、資本を持たない人達は、家賃や地価や物価の高騰によって、ますます貧困になっていく。そして、格差はどんどん広がっていく。格差を広げる自由主義経済体制は見直されるべきである。そうしないと、経済発展によって温暖化が進み、気候変動、干ばつ、森林火災、豪雨、洪水、台風の大型化、海水面の上昇、海洋プラスチックなどによって、地球は、ますます悪化していく。美しい地球が失われていく。このままでは、自由主義経済の儲け主義の考え方が地球を破壊していく。自由主義は、地球を汚していい自由ではない。自由主義経済や新資本主義を賛美したり推奨すべきではない。格差を無くす経済にしていくことで、人類の意識変革をしていくしか方法はない。
 
自由主義経済→格差が広がる→羨ましくなる→欲望が高まる→生産活動の活発化→消費の拡大→ゴミが増える→海洋プラスチック
 
格差は、どんどん広がっていることを、経済学者ピケティが証明している。富裕層は、お金がお金を生んで、ますます富を増やしていく。ところが、富裕層が、数百万人分の労働をしているわけではない。世界中の富は、世界中の人達の労働によって生み出されている。世界中の富を一部の富裕層が独占していいことにはならない。人類が生み出した世界中の富は、世界中の人達に再分配されるべきである。「富の再分配」、これが、SDGsの結論である。
 
 
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