「龍つなぎの旅」21日目。京都府 貴船神社。


【貴船神社までのアクセス】

叡山電鉄本線「貴船口」駅からバス。

京都バス33貴船行で4分、終点「貴船」下車。

そこから徒歩5分程度で本宮に着きます。



【天気】

晴れのち曇り。



【混雑状況】

月曜日、12時。少し混んでいる。



【ご祭神・ご本尊】

《奥宮》

・高龗神(たかおかみのかみ)


一説には以下も祀られているとも。

・闇龗神(くらおかみのかみ)

・玉依姫命(たまよりひめのみこと)

  全て龍神様です。


《結社》

・磐長姫命(いわながひめのみこと)

  木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉姫


《本宮》

・高龗神(たかおかみのかみ)




【ご利益】

・諸願成就

・えんむすび

・運気隆昌



【伝説・由緒】

・創建は不詳。1300年以上前。


・「縁日」の起源。

  「国家安穏 万民守護のため 太古 丑の年の丑の月の丑の日に、天上より貴船山中中腹 鏡岩に天降れり」と社記にあり、現在丑の日が縁日とされている所以となっている。


・「丑の刻参り」の起源。

  昔、宇治の橋姫が丑の刻に男を呪ったことが元となり「呪い」の話として有名ですが、本来は呪いの意味はなく、それだけ心願成就しやすい、強い力があるということでしかないそうです。


・玉依姫命が建てた!?

  玉依姫命が「吾は皇母玉依姫なり。恒に雨風を司り以て國を潤し土を養う。また黎民(れいみん)の諸願には福運を蒙(こうむ)らしむ。よって吾が船の止まる処に祠(ほこら)を造るべし」と現在の大阪湾から船に乗り、淀川、鴨川、貴船川を遡り、水源の地として清水の湧き出る霊境吹井(れいきょうふきい)を見つけ、ひとつの祠を建てたのが貴船神社の起源と伝えられています。


・古えより、「雨乞い」「雨止め」「厄除け」などの勅使(天皇の指示)あり、祈願をされてきた。


・日本三大龍穴のひとつ。



【見どころ】

御船型石

  玉依姫命が乗ってきた船を小石で積み囲んだものと言われている。玉依姫命が「黄船」に乗ってきたことが「貴船」の名の起源という説もあるそうです。



・奥宮

  奥宮の本殿の下が、日本三大龍穴のひとつです。パワーの吹き出し口となります。


・川沿いの道

  本宮から奥宮に向かう道は、川のせせらぎと木々のざわめきでとても癒される場所です。坂も緩やかなので、自然を感じながら散策できます。



【内容】

「京都」「有名」「人気」とくれば、広くて人でごったがえすような神社を想像してしました。今日は「疲れるデー」だと思っていたのですが…

そんなことは全く無く、とても澄んでいて、神聖な場所でした!


本宮周りは少し階段での上り下がりがあります。

境内そのものはあまり広くはなく、ゆっくり見ても20分くらいで見て回れるぐらいです。

境内の周りは川や木々、湧水などに囲まれていて、自然の癒しも含め、とても落ち着く感じがします。





本宮を離れ奥宮を目指します。

飲食店がぽつりぽつりと並ぶ川沿いの道路をゆっくり進むと、10分くらいで奥宮に到着できます。



奥宮の門をくぐると、温度が下がりひやりとしました。

かなり広い、拓けた敷地です。その奥の方に奥宮と「御船型石」が見えます。それぞれにお参りをしました。






端のほうに、座れる(のか?)苔むしかけた木の椅子がいくつかあったので、空いていることもあって、少し座って境内の空気を感じさせてもらいました。

先ほども書いたのですが、予想と違って澄んだ綺麗な場所でした。確かに人はそこそこいるのですが、あまり穢されている感じがしませんでした。




【御朱印】

本宮手前に授与所があり、お札やお守り、御神水ラムネと共に頂けます。




【総評】

「人によっては行かないほうがいい」と言われるほど力が強いようなので、受け入れてもらえないのでは? と少し心配していたのですが、こちらも予想に反してすんなり滞在することができました。


なんだか優しく、「また来たい」と思うような場所でした。お勧めです!


室生龍穴も相性が良かったっぽいので、もしかしたら龍穴は合っているのかもしれません(*^^*)




【NEXT】

大阪府 意賀見神社(おがみじんじや)。



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