地上波初! This is アイティー!(笑)
日テレがとうとう地上波でマイケルジャクソンのThis is IT!を放映しましたね。
ずっと気になってたけどあまりに崇高すぎて、いつか気持ちの整理がついたら現金でBlu-rayを買おうと思ってた作品。自分の人生のどの部分でどう視聴するかをずっと考えていた作品。
「地上波初」と言いつつも、実はウチのレコーダーには先日BSで放映された「This is IT」が「未視聴」のままでずっと一ヶ月程眠っています。
とりあえず録画でGETしたことで自分を納得させ、あとは気持ちを落ち着けて、いつか暗い部屋でたった一人で静かに受け入れるように観たかったのに…。観て泣く事はわかっていたので。
なのに…日テレさんのバラエティチックな長い前振りの演出に押されて、とうとう本編も観ちゃいましたよ。。。ああぁあ、こんな簡単に観ちゃっていいのかなぁ…
「This is IT」を観たくなかったもうひとつの理由が…同時期にBSで放映されて録画していたマイケルの密着ドキュメンタリー番組があまりに下世話で「なんじゃこりゃ?」というデキだったので、かなり憤慨していて、その直後に録画リストされている「This is IT」に手が伸びなかったのも事実。
でもまぁ、そのドキュメント番組を私のレコーダーのリストから抹消して1ヶ月経つし、また改めてマイケルを受け止める覚悟で改めて一人で部屋を暗くして観ましたよ。ええ、泣きましたとも!w
もうね…オープニング前のダンサー達のコメント(数十秒)のシーンで既にウルウルでしたよ!w
全編を観た感想なんて、私の口からは言えません。「よかった」とか「すごい」とか、あのシーンがどうとかこうとかそんなありきたりな事はどうでも良くて、ただ一言だけ言わせてもらえば、「ありがとう!」としか言えない。
よく言われるような、彼が「今まで」成し遂げた事や残してくれた作品に対して「ありがとう」ではないんです。
「これから」私自分が生きていく上で、彼に「本当にありがとう」と言いたい。意味わかんないよね?w
これは私自身の問題なので他の人には理解できなくてもいいです。
こんな言い方はおこがましいかも知れないし、全世界のマイケルファンに非難されそうだけど、私は彼の生前、彼の大ファンだったり追っかけしてた訳ではないです。彼を尊敬しつつも、自分なりに自分の音楽に対する方向を模索し、周囲や後輩とも衝突し、身近な諸先輩方からも叱咤激励を受けて今でも悩み苦しむ哀れな人間です。
でも、彼の死後に改めて彼の作品を観て、また今回このThis is ITを観て泣いて、自分自身の「舞台」とか「ステージ」とか「音楽」を含む「ショービズ」というものの概念が間違っていなかった事、同時にまだまだやる事がたくさんあるって事を教えてもらった。本当にありがとう。少しの自信とたくさんの課題を同時にもらいました。
話変わるけど、ちょうど2日前(マイケルを観る前夜)、忘年会で若いボーカルの女の子と話し込みました。
彼女はちょっと音楽に挫折しており、「音楽を楽しいと思えるようになりたい。楽しめなければ音楽じゃない。環境を変えたい」と嘆いていました。
私はそれを否定しました。
「音楽が楽しい訳ないやん。音楽は嬉しいものだろ!」…ん?嬉しい?
その子は「???????」な顔で俺を見るし、私自身も自分の言葉にちょっと「??」で、取り繕うように頭を整理しつつ次の言葉を続けました。
「唱(うた)って楽しい、演奏して楽しいってのは音楽じゃない。それはカラオケと同じ。遊びと一緒!ディズニーランドに行っても楽しいし、それと一緒!」
何を言ってんだ?俺…
「遊びで楽しむのに準備は必要だけど努力は必要ないやん。俺自身音楽が楽しかったことはほとんどないよ!」
そうだ、俺が言いたかったのはそういう事だ!きっと…
「自分が音楽を続ける理由、人前で演奏する目的、本番で実現したいビジョンを明確にして、それに向かって人知れず大きな努力を続けた結果、本番のステージでその成果がやっと出せたときにはじめて”嬉しい!”って思うものだ!期待せずに得られる“楽しさ”とは全く別モノだ!」
おお、なんかうまく整理出来て来た。
音楽が「楽しい」うちはきっと「習い事」なんですよ。音楽に限らず、舞台も芸術もスポーツも同じだと思うけど、努力が実ったときに初めて、「楽しい」ではなく「嬉しい」と感じるのだと思う。
スポーツ選手が「現役を引退して初めてそのスポーツを楽しむ事ができた」って言うけど、その気持ちがよくわかります。プロスポーツは「勝つ」ことこそが「ビジョン」だから努力が相当必要だし、「好き」だから続けられるとはいえ「楽しい」瞬間はほとんどないと思う。
音楽も一緒。しかも音楽には「現役引退」はないからね。
そうだね、音楽が「楽しい」うちは、自分の音楽に対するビジョンがないんでしょうよ。
俺なんて毎回ステージ終わる度に「悔しい」としか思わないもん。「よかった」ことはあっても「楽しかった」事なんてほとんどない。ビジョンと現実のギャップが激しすぎて、全然喜べない。
でも昨夜、This is ITを観て、自分がなんて小さい人間なんだろうと思った。マイケルのビジョンはものすごく明確だし、なにより規模が桁外れにデカイし、それに対する努力の大きさがこれまた半端なものではない。なーんて俺の口からはこんな軽々しい事は言えないよ。とにかく崇高すぎる!
数年前、自分の所属するゴスペル団体のメンバーと何度も衝突した事を思い出した。
俺のアレンジした譜面も満足に唱えない彼らに、ダンスの基本練習を教えたり、ステップの練習に時間を裂いたり、必要とあれば舞台の演出上ちょっとした小芝居(セリフ無し)やらせたり…そんなとき、
「私たちは歌を楽しむ為にやってるんです。そんな要求(演出全般)には応えられません!」
って言われて「なにをー!ふざけんな!」って文字通り(灰皿じゃないけど)譜面投げつけたり、椅子を蹴ったり、焼けになって自分の機材を投げて壊したもんですw
今はそんな事、ぜんぜんやらない。諦めもあるけど、本当に丸くなったなぁ、俺…
でも、マイケルが…マイケルが…マイケルがあぁぁぁ!
あーどうしよ。また自分の中でビジョンが明確になってきた。むずむずしてきた。
みんなには悪いけど、また昔の自分に戻るかなぁ。
ずっと気になってたけどあまりに崇高すぎて、いつか気持ちの整理がついたら現金でBlu-rayを買おうと思ってた作品。自分の人生のどの部分でどう視聴するかをずっと考えていた作品。
「地上波初」と言いつつも、実はウチのレコーダーには先日BSで放映された「This is IT」が「未視聴」のままでずっと一ヶ月程眠っています。
とりあえず録画でGETしたことで自分を納得させ、あとは気持ちを落ち着けて、いつか暗い部屋でたった一人で静かに受け入れるように観たかったのに…。観て泣く事はわかっていたので。
なのに…日テレさんのバラエティチックな長い前振りの演出に押されて、とうとう本編も観ちゃいましたよ。。。ああぁあ、こんな簡単に観ちゃっていいのかなぁ…
「This is IT」を観たくなかったもうひとつの理由が…同時期にBSで放映されて録画していたマイケルの密着ドキュメンタリー番組があまりに下世話で「なんじゃこりゃ?」というデキだったので、かなり憤慨していて、その直後に録画リストされている「This is IT」に手が伸びなかったのも事実。
でもまぁ、そのドキュメント番組を私のレコーダーのリストから抹消して1ヶ月経つし、また改めてマイケルを受け止める覚悟で改めて一人で部屋を暗くして観ましたよ。ええ、泣きましたとも!w
もうね…オープニング前のダンサー達のコメント(数十秒)のシーンで既にウルウルでしたよ!w
全編を観た感想なんて、私の口からは言えません。「よかった」とか「すごい」とか、あのシーンがどうとかこうとかそんなありきたりな事はどうでも良くて、ただ一言だけ言わせてもらえば、「ありがとう!」としか言えない。
よく言われるような、彼が「今まで」成し遂げた事や残してくれた作品に対して「ありがとう」ではないんです。
「これから」私自分が生きていく上で、彼に「本当にありがとう」と言いたい。意味わかんないよね?w
これは私自身の問題なので他の人には理解できなくてもいいです。
こんな言い方はおこがましいかも知れないし、全世界のマイケルファンに非難されそうだけど、私は彼の生前、彼の大ファンだったり追っかけしてた訳ではないです。彼を尊敬しつつも、自分なりに自分の音楽に対する方向を模索し、周囲や後輩とも衝突し、身近な諸先輩方からも叱咤激励を受けて今でも悩み苦しむ哀れな人間です。
でも、彼の死後に改めて彼の作品を観て、また今回このThis is ITを観て泣いて、自分自身の「舞台」とか「ステージ」とか「音楽」を含む「ショービズ」というものの概念が間違っていなかった事、同時にまだまだやる事がたくさんあるって事を教えてもらった。本当にありがとう。少しの自信とたくさんの課題を同時にもらいました。
話変わるけど、ちょうど2日前(マイケルを観る前夜)、忘年会で若いボーカルの女の子と話し込みました。
彼女はちょっと音楽に挫折しており、「音楽を楽しいと思えるようになりたい。楽しめなければ音楽じゃない。環境を変えたい」と嘆いていました。
私はそれを否定しました。
「音楽が楽しい訳ないやん。音楽は嬉しいものだろ!」…ん?嬉しい?
その子は「???????」な顔で俺を見るし、私自身も自分の言葉にちょっと「??」で、取り繕うように頭を整理しつつ次の言葉を続けました。
「唱(うた)って楽しい、演奏して楽しいってのは音楽じゃない。それはカラオケと同じ。遊びと一緒!ディズニーランドに行っても楽しいし、それと一緒!」
何を言ってんだ?俺…
「遊びで楽しむのに準備は必要だけど努力は必要ないやん。俺自身音楽が楽しかったことはほとんどないよ!」
そうだ、俺が言いたかったのはそういう事だ!きっと…
「自分が音楽を続ける理由、人前で演奏する目的、本番で実現したいビジョンを明確にして、それに向かって人知れず大きな努力を続けた結果、本番のステージでその成果がやっと出せたときにはじめて”嬉しい!”って思うものだ!期待せずに得られる“楽しさ”とは全く別モノだ!」
おお、なんかうまく整理出来て来た。
音楽が「楽しい」うちはきっと「習い事」なんですよ。音楽に限らず、舞台も芸術もスポーツも同じだと思うけど、努力が実ったときに初めて、「楽しい」ではなく「嬉しい」と感じるのだと思う。
スポーツ選手が「現役を引退して初めてそのスポーツを楽しむ事ができた」って言うけど、その気持ちがよくわかります。プロスポーツは「勝つ」ことこそが「ビジョン」だから努力が相当必要だし、「好き」だから続けられるとはいえ「楽しい」瞬間はほとんどないと思う。
音楽も一緒。しかも音楽には「現役引退」はないからね。
そうだね、音楽が「楽しい」うちは、自分の音楽に対するビジョンがないんでしょうよ。
俺なんて毎回ステージ終わる度に「悔しい」としか思わないもん。「よかった」ことはあっても「楽しかった」事なんてほとんどない。ビジョンと現実のギャップが激しすぎて、全然喜べない。
でも昨夜、This is ITを観て、自分がなんて小さい人間なんだろうと思った。マイケルのビジョンはものすごく明確だし、なにより規模が桁外れにデカイし、それに対する努力の大きさがこれまた半端なものではない。なーんて俺の口からはこんな軽々しい事は言えないよ。とにかく崇高すぎる!
数年前、自分の所属するゴスペル団体のメンバーと何度も衝突した事を思い出した。
俺のアレンジした譜面も満足に唱えない彼らに、ダンスの基本練習を教えたり、ステップの練習に時間を裂いたり、必要とあれば舞台の演出上ちょっとした小芝居(セリフ無し)やらせたり…そんなとき、
「私たちは歌を楽しむ為にやってるんです。そんな要求(演出全般)には応えられません!」
って言われて「なにをー!ふざけんな!」って文字通り(灰皿じゃないけど)譜面投げつけたり、椅子を蹴ったり、焼けになって自分の機材を投げて壊したもんですw
今はそんな事、ぜんぜんやらない。諦めもあるけど、本当に丸くなったなぁ、俺…
でも、マイケルが…マイケルが…マイケルがあぁぁぁ!
あーどうしよ。また自分の中でビジョンが明確になってきた。むずむずしてきた。
みんなには悪いけど、また昔の自分に戻るかなぁ。