国内におけるサッカービジネスの現状 | 蹴球中毒

SFA公開講座  に行ってきました。


【テーマ】国内におけるサッカービジネスの現状

【講 師】:株式会社 電通 サッカー事業局 プロジェクト・マネージャー 平野 宣行 氏


■スポーツビジネスの主な収入費項目

①入場料

②放送権料

③広告料

④MD・その他


①が今までの地上波に加え、BSやCS、インターネットやモバイルなど多様化してきている

①~③が30%ずつ、④が10%程度で構成されることが理想的とされている。


■Jリーグ入りの主な条件

①ホームタウン

②独立法人化

③スタジアム

④選手、チーム

⑤チーム名は地域名


①は自治体との協力が必須になる。

自治体のメリットとしては

 ・自治体の知名度アップ

 ・地域活性化→経済波及

 ・観光資源(スタジアム)


■スポーツ産業で成功しているNFLの仕組み

目的としては戦力の均衡

①ドラフト(ウェーバー制)

②サラリーキャップ  選手の総年棒を決める

③レベニューシェアリング 利益を1度リーグに集めてから各チームに分配する *Jリーグでも採用*

④プレーオフ *Jリーグでも採用していたが欧州にならい1シーズン制に*


■Jリーグの収支

・収入合計が128・45億円/年間

うち協賛金が46.24億円、放送権が53.23憶円(ここが海外に比べ非常に少ない)


・支出合計が125.95憶円/年間

各チームへの配分が70.27憶円(現在33チームあるので1チーム平均にすると約2億円と少ない)

リーグの運営が約30億円


Jリーグの128.45憶円とJ1の18チーム、J2の15チームの収益合計は約900億円/年間と

もう少しで1000億円産業に。


■各チームの収入

               広告料       入場料      分配金     その他      合計

J1平均          14.9憶円      7.1憶円      3.2憶円     9.3憶円     34.5憶円

浦和レッズ        23.7憶円      28.7憶円     3.5憶円     15.0億円   70.9憶円

J2平均          4.3憶円    1.8億円      1.1億円     2.4憶円     9.6憶円

浦和レッズの入場料はJ1の中でも圧倒的2位の横浜マリノスは8.6憶円

*その他の項目はファンクラブ、サッカースクール、移籍金(ここも海外に比べて低い)

*欧州に比べ、日本の広告料依存度は高い 

   フランスは1チームに放送料の分配で10億円

   イングランドは1チームの放送料分配で20~30億円


■各チームの支出


               選手・スタッフ人件費      物件費      管理費        合計

J1平均          16.5憶円              12.0憶円     6.1憶円       34.6憶円

浦和レッズ        24.1憶円              37.4憶円     9.1憶円       70.6憶円

J2平均          4.5憶円             3.3億円      2.4億円       10.2憶円

*物件費は試合運営費やチーム運営費(合宿、遠征)

*管理費は人件費や事務所費など