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学生時代、授業中はいつも頭の中が別の世界だった。

 


黒板を見ているのに、考えているのは全然関係ないこと。
周りは真剣にノートを取っているのに、自分は空想の世界に入り込んでいた。

 

 

 

「集中しなさい」
「授業をちゃんと聞け」

 

先生や親に何度も言われてきた。

 

 


でも本当に「聞けない」から困っていた。
努力していないわけじゃなく、脳が勝手に別のことに意識を飛ばしてしまう。

 

 

 

社会人になってからも同じだった。

 


興味のない仕事は本当にできなかった。
マニュアル通りの単純作業や、数字を延々と入力するような仕事は、どうしても頭に入らない。

 

 

「なんでそんな簡単なことができないの?」
周りにそう思われているのも分かっていた。

 

 


自分でも悔しいし、情けない。
でも、どうしても体が動かない。

 

 

 

ただ不思議なことに、興味あることだと全く別人になった。

 


好きな分野に触れているときは、時間を忘れて没頭できる。
朝から晩まで集中し続けて、気づいたら何時間も経っている。

 

 


その集中力は誰よりも強かった。

これがADHDの特性なんだと思う。

 


「興味がないことは全くできないけど、興味があることには爆発的な力を出せる」

 

 

 

学生時代に授業中ボーっとしていたのも、
社会人になって興味ない仕事ができなかったのも、
全部「欠点」じゃなかった。

 

 

 

あれは脳が「自分に合わないこと」を教えてくれていただけ。
逆に「ここなら力を発揮できるよ」とサインを出していたのかもしれない。

 

 

 

今は思う。
ADHDの特性は弱点じゃなくて、尖った武器だと。

 

 

 

誰かに合わせて無理に頑張るより、
自分の好きを活かせる場所で全力を出す方が、よっぽど自然だし成果も出る。

 

 

 

「できない自分」を責めていた過去は無駄じゃない。
あの経験があったからこそ、今の生き方にたどり着けた。

 

 

 

同じように「興味ないことができなくて悩んでいる人」へ。
それは怠けでも甘えでもなく、ただの特性。

 

 


弱点じゃなくて、方向さえ合えば誰よりも輝く力になる。

だから安心してほしい。

 

 


ボーっとしてた自分にも、必ず意味があるから。

 

 

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