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中学生の頃、
僕には好きな人がいた。

 

 

 

 

その人からは、
毎日のようにメールが届いた。

 

 

 

 

内容は他愛のないもので、
「今日の部活どうだった?」
「宿題終わった?」
そんなやり取りだった。

 

 

 

でもある日、
少し違う質問が来た。

 

 

 

「好きな人いるの?」

胸が高鳴った。

 

 


もしここで正直に伝えたら、
関係は変わっていたのかもしれない。

 

 

 

でも僕は怖かった。

 

 

 

 

「もし気持ちを伝えて
拒絶されたらどうしよう」
「今の関係さえ壊れたら嫌だ」

 

 

そんな不安に負けて、
「いないよ」
と答え続けてしまった。

 

 

 

その返事を繰り返すうちに、
メールのやり取りは
だんだん減っていった。

 

 

 

気づけば、
毎日届いていたメールは
途絶えてしまった。

 

 

 

 

後になってから知った。

 

 

実はあの時、
相手も僕のことを
好きだったらしい。

 

 

 

その事実を聞いた時、
胸が張り裂ける思いがした。

 

 

 

「どうしてあの時、
素直に答えられなかったんだ」

後悔が押し寄せた。

 

 

 

勇気さえあれば、
未来は違っていたかもしれない。

 

 

 

でも僕には、
傷つくことが怖かった。

 

 

 

その怖さが、
大切なチャンスを
手放させてしまった。

 

 

 

それ以来、
恋愛に対して僕は
受け身になってしまった。

 

 

 

「また傷つくのではないか」
その恐怖が先に立ち、
自分から踏み出せなくなった。

 

 

 

好きになっても、
気持ちを伝える勇気が出ない。

 

 

 

相手からのサインを
ただ待つばかりで、
自分からは動けなかった。

 

 

 

 

今思えば、
あの時の経験は
大きな教訓でもあった。

 

 

 

「想いは伝えなければ
伝わらない」

「受け身でいるだけでは
大切なものを失ってしまう」

恋愛で傷つくことは怖い。

 

 


でも、何も伝えなければ
もっと深い後悔が残る。

 

 

 

中学時代の小さな恋は、
今でも僕の心に影を落としている。

 

 

 

でも同時に、
勇気を出す大切さを
教えてくれた出来事でもある。

 

 

 

 

あの時の後悔を抱えながら、
今の僕は少しずつでも
前に進もうとしている。

 

 

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