車椅子で世界へ飛び出した3人のトークイベント | 艶(あで)やかに派手やかに

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「女性」✕「発達障害」✕「アラサー」×「グローバル」の立場からダイバーシティ(多様性)について発信しています。

車椅子で世界に飛び出した3人のトークイベント。

中嶋涼子さんはアメリカ・ロサンゼルスに留学に。

小澤綾子さんはデンマークへ歌いに、福祉を学びに。

三代達也さんは世界一周に。

 

中嶋涼子さん ロサンゼルス留学日記 2005年5月~2012年9月

英語と映画を学んだ7年間

 

アダプテッド・スイミング(障害者向け水泳)のクラス。

インストラクターも車いすのマッチョマン。

 

色々な国、色々な人種、障がいの有無も超えて。

 

障害者への奨学金サポート団体で知り合った仲間と。

アメリカの大学にはこのような障害者支援コミュニティがあるとのことです。

 

バリアフリーが整っており、人々の心がオープンなアメリカに慣れた後、

日本に帰ってきたら、逆カルチャーショックも受けました。

けれど、アメリカに逃げ帰るのではなく、日本にダイバーシティ&インクルージョンを広める活動をしていこうと決意しました。

 

小澤綾子さん 2018年春にデンマークへ歌いに、福祉を学びに。

 

デンマークで歌ってきました。この時には大歓迎され、デンマークの国営テレビでも報じられました。

 

デンマークの養護学校見学。おしゃれです。

 

デンマークの養護学校には、急な予定変更の苦手な自閉症児向けに、次のプログラムを絵で伝える環境が整っています。

自閉症児が1人になりたい時に逃げ込めるという、段ボールで作られたスペースもあります。

 

デンマークの障害者向け教育機関。車いすのままトレーニングできるジムもあります。障害者と健常者が混ざって車いすバスケができたりします。

 

その教育機関にはなんと、車いすで乗れるウォータースライダーもあります。

 

筋ジストロフィー協会の施設。おしゃれです。

 

日本にもこんな施設があったらいいな、と思えます。

 

車いすで世界一周にの三代さん。この写真はペルーのウユニ塩湖。

ヨーロッパ、インド、南米、北米などを旅したことを語ります。

 

ギリシャのパルテノン神殿。助けてくれたインド人がとてもいいおじさんだったとのこと。

 

インドの街で牛と。インドでバリアフリーだった観光地はタージマハルだけ。列車は入り口に段差あり、客室は狭かった。でも人々は親切。

 

ペルーのマチュピチュ。こんなところにも車いすで行きました。

 

バリアフリーの進んだアメリカは「イージーモード」。

 

ラスベガスにも車いすで。

 

「世界共通のバリアフリーとは、人と人との助け合い」

”No Rain No Rainbow”

「雨が降らなければ虹は出ない」

三代さんは、今では海外のバリアフリー情報を発信しています。

 

海外に出るのはハードルが高いかもしれない。

でも行ってみたら「良かった」と思いました。

3人ともそう語っていました。