お台場でダイバーシティ(多様性)を語る | 艶(あで)やかに派手やかに

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「女性」✕「発達障害」✕「アラサー」×「グローバル」の立場からダイバーシティ(多様性)について発信しています。

心のバリアフリーを目指すフリーペーパー「Co-Co life女子部」が、9月18日フジテレビのインターネット放送「ホウドウキョク ニュースのキモ! Evening 4/6「Oh! Diversity!」」で紹介されました。

お台場でダイバーシティ(多様な人々に寛容な社会)を語るという素敵なコーナー。

http://www.houdoukyoku.jp/pc/archive_play/00152016091801/4/

リンク先でその放送を見ることができます。

 

内容はファッション、美容、旅行、仕事、恋愛、結婚、性など、一見すると一般のファッション雑誌と変わりありません。ただ、一般雑誌では扱いにくい、身体から発達まで障害のある女性のニーズに応える内容が。例えば「着やすい」というだけでなく、「車椅子とセットで自己をきれいに見せるファッションのアドバイス」という企画も。

 

出演した編集部メンバーの一人、元山さんも人工関節を使用する下肢障害当事者。

歩くことはできます。しかし、人工関節は摩耗するため永久に使うことはできず、摩耗し切ったら手術して取り替えなければなりません。重い物を持ったり、負担がかかりすぎると消耗が速くなってしまう。そこで重い物は持たないようにしています。

歩くことはできるため、障害があるとは見た目ではわかりにくいところです。元山さんは普段一般企業に勤めていますが、職場の人々全員に知られているわけではありません。そこで自分から伝えていかなければなりません。しかし職場では「障害があるからできません」と伝えるのでは周囲の信頼を得るのは難しいでしょう。そこで「Aはできないけれど、Bはできる」と伝えていきます。

身体障害だけれど、見えにくい障害の性格も持っています。身体障害=見える障害、発達障害=見えない障害、とも言い切れないところ。やはり「○○障害者」という枠組みではなく、「元山さん」といった人を見ていかなければなりません。

 

このようなフリーペーパーも生きやすくなる情報のひとつです。今日ではこのような情報はないようであふれている、けれども知らない、知らないゆえに生きづらい、という人はまだまだ多い。そのような状況を変えていけるといいですね。

 

インターネットでもデジタルブックで全ページを見ることができます。

http://www.co-co.ne.jp/

 

私もCo-Co Lifeサポーターの一人です。

(撮影はRie Kawataさんです)

 

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