いつも元気! インストラクター物語 | 艶(あで)やかに派手やかに

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過去にインストラクターが主人公の物語が日本国内で出版されているかどうか調べてみました。するとこの一冊だけが見付かりました。

 
いつも元気!インストラクター物語―エアロビクス・ストーリー
いつも元気!インストラクター物語―エアロビクス・ストーリー
1,080円
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「月刊フィットネスジャーナル」1997年11月号から連載され続けている「エアロビクスストーリー いつも元気! インストラクター物語」の書籍化。この連載は現在「月刊ジャパンフィットネス」に引き継がれています。作者はインストラクターをしながらフィットネス記事のライターもしている鎌田安奈さん。

「カッコいい男性インストラクターに魅かれてクラスに出た。そんな不純な動機で始めたエアロビクス。でも、いつしか真剣にインストラクターを目指すようになって…。インストラクター養成コースに通い、そして指導者として独り立ちしていく女性の姿を描いた人生泣き笑い物語」(見返り部分より)

会社を辞めて新しく何かしたいと思っていたところ、フィットネスクラブに通い始め、養成コースのオーディションを受けて入会し、インストラクターオーディションを経てデビューし、レッスンを持ち、結婚し、母になり、またレッスンを続けていく…という流れ。2004年に出た本ということで、今と違うところもありますが、フィットネスクラブのあるあるエピソード、利用者としても知っておくといい業界事情が出てきます。現役の方が書かれている本なので、インストラクターの仕事・生活については一会員の書いた「艶やかに派手やかに」よりもはるかに詳しい。

本には齊藤恵さんによる四コマ漫画もついています。そのひとつを引用。

「運動は薬?」の巻
(ジムにて)


客A「健康のために運動しようと思いまして…実は血圧が高いんですよ」
インストラクターA「えーっ 血圧198-124!! ちょっと待って下さーい!」

インストラクターB「骨粗しょう症の危険がある…ってコレ…」
客B「ですから体を鍛えて治そうと… コレやっていい?」

客一同「だって運動すると治るでしょ?」(目をキラキラ輝かせて)

インストラクターC「フィットネスと治療は違うって誰か説明してきて~」
インストラクターD「死ぬつもりかって言ってきます!!」

 

なお、こちらは鎌田安奈さんが最近出された電子書籍。


とれーなーず4: 新・パーソナルトレーナー痛快活劇!! 読むフィットネス・とれ~な~ず (フィ...
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