2016年3月20日、板橋シティマラソン。
埼京線の駅から風車のあるなごやかな公園を通って、荒川河川敷の会場に辿り着きました。 風が強い。ゼッケンを止めるための安全ピンが風で飛ばされてしまいました。
コースは荒川河川敷の往復。都内では東京マラソンに次ぐ規模の大会で、参加者は3万人程度。東京マラソンの抽選に漏れた人がエントリーすることも多いです。スタートでは、最前列のグループから最後尾のグループまで1キロは続いている気がしました。 私のグループは9時20分スタート。
スタートしてからは順調に行きました。坂道は少し、ほとんど平坦な道。 補給所にはレーズンが山のように積まれていました。それほど好きでもなかったレーズンがこれほどおいしいと思ったことはありませんでした。
フルマラソンは30kmのところが壁と言われます。そこを超えられるかどうかですが、25kmを過ぎたころから足を進めるのがつらくなってきました。這うようにでしたが、足を進めて、ゴールに辿り着きました。
「歩かず完走」という目標は達成。タイムはネットタイムで4時間59分21秒。フルマラソンは5時間を切ると歩かず完走のレベルです。補給所は混雑していたので歩かなければならないところが多少ありましたが。
多くのランナーにとってフルマラソン完走は人生の一大イベント。しかし私にとっては、それは通過点に過ぎませんでした。なぜならこの時すでに、さらなる大きな目標を次に見控えていたから。
完走後に出されたシャーベット。シャーベットがこれほどおいしいと思ったこともありませんでした。
リオ五輪もあと少し。最後の競技、男子マラソンは21日の夜9時半から始まります。
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