「アデハデ」に込めた想い・第2回 生い立ち | 艶(あで)やかに派手やかに

艶(あで)やかに派手やかに

「女性」✕「発達障害」✕「アラサー」×「グローバル」の立場からダイバーシティ(多様性)について発信しています。

今回は私の生い立ちを書いていきます。
私は1981年12月16日に神戸で生まれました。父は会社員で母は専業主婦のごく平均的なサラリーマン家庭でした。両親の結婚6年目でやっとの第1子で、やや難産だったといいます。父は真面目で責任感の強い社会人、母はいい子に育てるという意識の家庭人に見えました。また妹がいますが、性格は私とあまり似ておらず、健常と考えて間違いないでしょう。転勤族で、日本国内の地方都市数か所に引っ越しをしてきて神戸に落ち着きました。このうち小4まで住んでいた広島県福山市には思い入れがあります。3年前、21年ぶりに再び訪れました。かつて住んでいた家、通った学校、ピアノ教室が、当時の面影を残していました。
近所や学校では、自分の世界に入りやすいけれど、頭が良く発言の多い子に見られていたようです。
わりと牧歌的な子供時代だったと思っています。ただ軽過ぎて気付かれず、見過ごされていくことになりました。授業についていけない問題がなかったからだと思います。
しかし結果としていいか悪いかは、簡単に答えが出ないことです。それは主人公・辻原紀香もそうです。

次回は私が習っていたピアノについて書いていきます。

長谷 ゆう