私のドゥカティハイパーモタードを、思っても見なかったトラブルが襲った。
ガソリンスタンドで、ガソリンを入れようと、タンクにキーを差し込んだそのとき。
ん?
キーがぴくりとも動かないのだ。
正確には1ミリくらいは動く。
だがそれは、キーが回っているというよりは、バカ力でキーがしなっているのにすぎなかった(笑)。
さらに力を入れたら、キーそのものをねじ切ってしまいそうだ。
それにしても、見事に回らない。
固着か!?
前回ガソリンを入れたのは、1ヵ月前くらい。
そのときは特に異常はなかった。
しばらくガソリンスタンドで悪戦苦闘したが、状況は変わらず。
これはもう帰るしかないと、自宅に戻る。
さて、どうしたものか。
まず考えたのは、潤滑剤を吹き込む方法。
カギ穴に潤滑剤を吹き込むのはあまりよくないと聞いていたので、これまで一度もやったことがなかったが、背に腹は代えられない。
いや待てよ?
その前に、ひとつだけ試したいことがあった。
それはダストブロワーで勢いよく空気を吹き込むことだった。
ダストブロワーは、パソコン等で使う、よく電気屋さんに売っているアレだが、私は、洗車の際に、指が入らないようなスキマの水を飛ばすために愛用している(結構、使えます)。
そして、あまり期待せずブシュッ!と空気を吹き込むと、予期せぬことが起こった。
カギ穴から、結構な量の「白い粉」が勢いよく吹き出してきたのだ。
さらに空気を吹き込むと、どんどん粉が出てくる。
何なんだこれは?
そして、粉がだいたい出終わったところで、おもむろにキーを刺し、ひねってみると…回った!!!
カギが回らなくなった原因は、この白い粉(細かいが、ザラザラとしたような粉末)であるということがわかったのだが、では、この粉はいったいどこからやって来たものなのか??
むむむ。
ところで、キー繋がりで思い出したが、2年くらい前に、このときは「イグニッションキー」が突然、回らなくなるという事件もあった。
奥多摩の山の中で、少し休憩して、さて、出発するかとキーをまわそうとしたらビクともしない。
このときは、5分くらい何もせず放置したら、何事もなかったようにスルリとキーが回った。
すぐに走り出したら事故ってしまうところを、神様が引き止めてくれたのだと思うようにしたが、原因は不明のままだ。
しかも当時、2〜3回くらい、同じようなことが起こったあと、そういえばその後2年くらいパッタリと同じトラブルは起こっていない。
わからないことだらけで申し訳ないが、カギが回らなくなったときは、空気を吹き込むとなんとかなる(ことがある)ということはお伝えしたいと思います。







