楽しみにしていた映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』を観てきました。ゲームが原作のホラー映画です。

 時代設定は1990年代後半ぐらいなのかな。携帯電話もなくはないけど、固定電話も使うし、テレビはブラウン管、インターネットやパソコンはそこまで普及していない感じ。

 幼い妹の面倒を見る主人公のマイクは、少し問題を抱えており、どんな仕事も長続きせず、ついには訳ありげな仕事に就くことに。それはかつて繁盛をしたものの、子供の失踪事件が続いたことで廃業したピザショップの夜間警備員。夜になると入り込んで肝試しやいたずらをしようとする人がいるので、そういう人たちをいれないように、との名目ですが、店内でもどうやら動くはずのないものが動いているようで……というお話。

 

 原作ゲームのファンのために、原作を大事にして作ったということですが、結構ちゃんとゴーストストーリーもしていて、ブラムハウス・テイストもあった感じするな。ちょっと『ブラック・フォン』とかの感じ。映画化決定から撮影開始まで6年、そこから公開までさらに3年近く経っていて紆余曲折あったようですが、それだけちゃんと作ってよかったな~!という感じ。ブラムハウスと組めてよかったのかな。その間にも出ていたゲームのシリーズ後続作品の要素も取り入れていそうで、ゲームファンもゲームファンで嬉しいシーンや小物、いっぱいありそうです。

 

 主演のジョシュ・ハッチャーソンはトラウマを抱えつつも生活を頑張る青年役がよかったな~。『ザスーラ』と役どころ、似ていると言えば似ているかも。失ったものに固執しすぎて、目の前の保護すべき対象に注意を向けられないというのは『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ/ アウトローたちの誇り』のエドガンに通ずるところもあったな、と思う。最終的に、一番大事にすべきものにちゃんと気が付くのがよかったな。

 

 大体何が起こるかは原作ゲームの実況を観ていてわかっているので、そこまで怖さはなかったのですが、何も知らない人が見たらどういう感想になるのかな、というのは聴いてみたいところ。スプラッタ描写は割と少なくて、結構しっとり系(しっとり系?)だったかなと思います。

 もう1回ぐらい観たい。あとアニマトロニクスの皆さんのグッズください! メタルチャームとか!!! 原作ゲームの方のグッズのポップアップショップは出るみたいですけどね。行けるかな。

 

 

 

 

 

 時々『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』のポスターを観てフレディかと思っちゃう。最寄り映画館でやってなかったのやるようになったか!?って期待しちゃう……やってないけど……やってくれんか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キービジュアルのエドガンはいつも楽器を持っているところが好き。武器ではなくて楽器なところが。