ブログネタ:長くない(巻数が少ない)けど、面白いマンガ教えて
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今の若い人は知らないと思うけど
山上たつひこというマンガ家がいる
むかし『がきデカ』というギャグマンガで一世を風靡した人物だ
このマンガ家がそれ以前に描いたものが『光る風』(1970作)
これは…面白いというか
衝撃的な物語である
ギャグは全くないシリアスな物語
1970年頃の時代状況に敏感に反応して描かれた
当時の近未来SFと言えるだろうか
軍国化、差別、格差、抵抗などの姿が
かなり極端化されて描かれている
それを「妄想だ、絵空事だ」と笑うのはたやすい
けど読み終わった時に
何か重いものが心のどこかに残るだろう
そういう「すごい」マンガであり
「こわい」マンガだと思う
今は…手に入りにくいのかもしれない