「オレが」の「が」を捨て
「おかげ」の「げ」で暮らす
法然
自慢話を聞かされると、なぜ不快になるのでしょうか。
自慢する人の「我」が出すぎてしまうため、聞かされる側の存在感や自尊心が圧迫され、相対的に低められてしまうからです。
自慢話を控えれば、「我」は出すぎません。
むしろ積極的に相手を認めてあげたり、評価してあげたりしましょう。
相手の存在感や自尊心を引き立たせ、高めることができ、快適な気持ちにさせることができます。
「あなたがフォローしてくれたおかげてプレゼンがうまくいったよ」「あの社長から信用されたのも、あなたの仕事ぶりが誠実だから」などと言えばいいのです。
よりよい人間関係を築きたければ、法然の言葉を肝に銘じることです。
「私が」「オレが」の「が」を慎み、「おかげ」の「げ」を連発すればいいのです。
自慢話はほどほどにしたほうがよさそうです。
心のルネッサンス!名僧、101の名言
P68-69
植西聰
成美文庫