お釈迦さまの言葉に「対面同席五百生」というのがあります。
対面し同席する人というのは、最低でも500回、人生を一緒に過ごしているという意味です。
私たちは毎日の食事のほとんどを、家族や職場の同僚と一緒にしています。
それ以外の人と食事をするというのは、よほど特別な状況や環境に置かれていない限りそう多くはありません。
少ない人では100人とか200人という人もいるでしょう。
多い人でも数百人の範囲。
ということは、一緒に食事をするということは、ものすごく密なる人間関係であるといえるのではないでしょうか。
同様に、今自分と気持ちの合わないような人でも、それは前世までに非常に親しい関係があったということがいえそうです。
私たちには敵とか味方という区別はなく、今生でのお互いの役割を演じながら、
支え合い、助け合って生きていくということを、シナリオで書いて生まれてきたのかもしれません。
今生でどんな関係であっても、
前世までにとても親しい関係であった人が、私たちの周りに現れてきているということになるようです。
宇宙を解説・百言葉
P141
小林正観
弘園社