『スター・ウォーズ:アコライト』1・2話雑感 | アディクトリポート

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『スター・ウォーズ:アコライト』1・2話雑感

本ブログの主要構成要素であるスター・ウォーズ/スターウォーズ/STAR WARS/SWだが、

テーマに添える記事執筆は、実に半年ぶり。

 

【前回のテーマ:スター・ウォーズ記事】

書評:石ノ森章太郎 テレビヒーロー大全2023年12月25日

 

今年のディズニー+(プラス)の

スター・ウォーズ目玉配信となる『スター・ウォーズ:アコライト』(以下『アコライト』)の、

1話と2話の同時配信があったので、

9度目の入院から退院翌日の6月6日に、

日中は ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸で『フュリオサ』をみてから、

夜間にそそくさと視聴。

 

1話はまずまずで、気がつけばエンドクレジット。

あくびも出ずに視聴完了。

 

だが2話は…どうにも興味関心が持続せず、

パソコンに画面を表示させて、

片手のスマホゲームをいじくりつつの「ながら視聴」。

 

こんなのと比べちゃ失礼だが、

今年4月末に同じ視聴環境にありながら、ほぼ全編にわたり画面にのめり込むように見入った、

『SHOGUN 将軍』鑑賞とはえらい違いである。

 

『アコライト』2話のエンドクレジットが始まっても、まだ再生バーが終端まで行きつかないってことは、

3話の予告が用意されてんだろうけど、

それを見て期待がふくらみそうでもなく、

見返しもせず、そのまま放置プレイ。

 

これは最近すっかり中断続きの、

YouTubeスターケースちゃんねるでの、

私自身の担当コーナー、

「ここだけの話」

→「ここラジ」

でも似た現象が起きてるが、

固定ファン離れ、

視聴者数の減少、期待や興味関心が薄れまくり、

一度出て行ったファンが2度と戻ってこない状況が続いている。

 

そもそも視聴者や観客は何かしら得るもの(「快」な状態=喜び・興奮・驚き・感動)を期待してアクセスするんで、

不快や不満、イライラや怒りを感じてまではそうするわけない。

 

そこらへんを理解しないと、

送り出す側・情報発信者は受け手の神経を逆撫でして、

ますます逆効果になってしまう。

 

『アコライト』盛り上げタイアップとして、ニューヨーク・タイムズが〈ルーカスフィルムの女帝≒アメリカ版緑のタヌキ小池百合子〉ことキャスリーン・ケネディに代表インタビューし、「ヴァラエティ」等が後追い報告してるけど、


2024/06/01

同氏は「自分発の女性主体のディズニー版スター・ウォーズ(2015〜)には有害なファンがいて、男性のせいで女性が苦しんでいる(旧来の男性主体のファン層の抵抗感や拒絶反応の煽りで失敗)」と位置づけていた。

 

まだそんなことを言ってるのか〜い!

 

とろサーモンの久保田かずのぶとか、マヂカルラブリーの野田クリスタル等の)お笑い芸人が、自分の芸がウケないと、「(上沼恵美子に代表される)審査員のお笑い理解が追いついていない」とクサすのならまだ心情的にわかる。

 

だがウケなかったのは「観客がお笑いの理解度が低いため」なんて、受け手に責任を押し付けたらもうおしまいである。

 

たとえば『シン』各作=通算5作の庵野秀明カントクは、

  1. 『シン・ゴジラ』(2016・興収82.5億円)
  2. 『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(2021・興収102.8億円)
  3. 『シン・ウルトラマン』(2022・興収43.8億円)
  4. 『シン・仮面ライダー』(2023・興収20億2000万円)
  5. 「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」(2022年2月14日 始動)
山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』〈ゴジラマイナスワン〉を初鑑賞時には余裕の構えで、
  • 自分の『シン・ゴジラ』の国内興収は抜けっこないという楽観的見地が前提に、
  • ツッコミどころ満載
  • 人間ドラマパートが冗漫に長い
と評していたが、いざ公開されるや国内興収こそ抜けずじまい(75億9660万9380円)でも、
好意的・熱狂的反響は日本国内にとどまらず、
全世界的に同様の評価がパンデミック級に伝播。
 
これに対し、庵野は「自分の感覚がズレてんのかな」と認めることはできても、
「いや、観客の反応や感想がおかしいだろ!」なんて表明は(それが本心でも)絶対に許されない。
 
もはや東宝では立つ瀬がなくなった庵野だが、
ここで救いの手を差し伸べたのが東映で、
なんと『シン・仮面ライダー』のBlu-rayディスク発売用に、
今頃になって新撮映像を撮影しているらしい。

2024/06/12
 
庵野秀明でさえ許されないことが、
キャスリーン・ケネディやレスリー・ヘドランド(ヘッドランド)には許されるのか?
 

記事執筆に手間取ってる間に『アコライト』3話も配信されたが、それについて書くのはまたいずれ。