ミレニアム・ファルコン45年ぶりの復活 | アディクトリポート

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2023/06/25

 

今週の配信も私の出番はなし。

 

そこで本ブログではテーマ:スター・ウォーズの別記事です。

 

題して、

ミレニアム・ファルコン45年ぶりの復活

 

本ブログでは、懲りずにしつこく不定期連載している記事があり、

その代表格はamt社

スタートレック エンタープライズ・リフィット(改装型=劇場版)

ふふ

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1/537スケールキットの特集記事で、

 

かれこれもう10年以上(初記事は2013年04月10日)も続いている。

 

スタトレキットを続々と完成させて来た実力者モデラー、小宮山満雄氏(※関連過去記事はこちら)によれば、

 
ファルコンキットの問題点は、船体上下パーツに挟まれる帯状パーツの厚みがありすぎ、
妙に太ってオモチャチックに仕上がってしまうこと。
 
この弱点は、後年に絶版久しいmpcキットの復刻再販を狙ったレベル社キットにも引き継がれており、
 
2005年の『シスの復讐』から、SWのプラモ製品化の権利を取得、
アメリカ以外で発売してきたドイツレベル社は、
往年のmpcの名作キットを復刻すべく、簡略化したキットを出し続けていて、
最初に出したファルコンの大型スナップキットは、サイズ以外もmpcとほぼ同じ、
 
↓着陸脚の基部が三箇所の、
なんなん
↑1作目『新たなる希望』版で、
 
 
↓2015年版では、着陸脚基部が『帝国の逆襲』以降の5箇所になり、

レーダーディッシュが丸から『フォースの覚醒』版の四角に変更されたが、
基本的には同じキット。
 
ぼってりした船体の厚みまでmpc版を踏襲していた。
(コピーキットだから当たり前)

↓上の2点は単なる箱替えでキット内容は同じ。ともに2006年発売。
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↑『フォースの覚醒』改修版は、もちろん2015年の発売。
 
アメリカレベル=モノグラムでは、
↓丸レーダー、三本脚の旧バージョンを、
 
2014年に発売。
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Revell版ファルコンの話が出たので、
ファインモールドが2005年に発売し、
2321
2007年にホビコ(Hobbyco)傘下となり、
2015年からアメリカ国内でもSWキットを販売しているアメリカレベルが
↓自社の「マスター・シリーズ」にブランド替えして、
こい
ファインモールドの1/72表示キット=レベル社マスターシリーズの、
海外での販売代理店を務めたりしていた。
 
さていつもながら話が横道に「それまくった」ので、
さすがに軌道修正すると、
ラウンド2資本、
mpcブランド復刻版で、
初版ボックスアートを復刻して、ほぼ45年ぶりの再販に!
 
だが45年前とはファルコンプラモを取り巻く状況は激変。
 
同1/72スケールで、バンダイから2017/8/28に、
 
2017/12/24には、
PG スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン(スタンダードVer.) 1/72スケール 色分け済みプラモデル
が発売されたからである。
 
ファインモールド版が、

ILM謹製の中型81センチ1/43スケール『帝国』版モデルを元にしていて、

バンダイ版が、

最初の大型173センチ1/20スケール『新たなる希望』版モデルを元にしていたわけだが、

1979年か1980年製のmpcキットも、もちろん『エピソード4 新たなる希望』版。

 

今さらmpcの45年前のキットをそのまま復刻再販したって、

バンダイの決定版を知ってしまった、コアな層の多いモデラーに訴求するはずはないんだが…。

 

と思っていたら、今回の復刻再販は一部パーツが新規金型で、

従来キットの弱点が是正されているんだとか!


2023/06/22

 

 

現地価格は70ドルなので、

400ドルもするバンダイファルコン購入が無理な方には、

最適な選択として、45年ぶりに旧・名キットが復活するようで朗報です!

(※日本国内での発売予定はありません)