頓挫の理由/アメリカ実写版『宇宙戦艦ヤマト』
もうすぐ『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』が公開される。
2023/05/17
7月21日といえば、
現在改装中のイオンシネマ越谷レイクタウン、
スクリーン2にIMAX導入の1週間後。
もうわざわざテラスモール松戸の
ユナイテッド・シネマのIMAXまで出かけることなく、
2019/10/25オープン
いやほんと、テラスモールで午後11時終映を選ぶと、帰りが大変なのよ。
それがレイクタウン(2008年10月2日オープン)なら、
【イオンシネマ越谷レイクタウン・プレIMAXアルバム】
2016/4/23から、4DXを導入。
鑑賞当日が晴れてさえいれば、電車の世話にならずにチャリで通えるし。
イオンシネマのサービスデーはユナイテッドの金曜ではなく月曜なので、
公開初日は最安料金ではないが、越谷レイクタウン駅から新松戸駅まで、
さらにそこからテラスモール松戸までのバス代と言う追加料金を考えれば、
レイクタウンで金曜に観た方が料金も節約できるし。
早く来い来い、7月14日!
……。
ええっと、何の話だっけ?
そうそう、今回のタイトルは、
頓挫の理由/アメリカ実写版『宇宙戦艦ヤマト』
『ミッション・インポッシブル』の監督といえば、クリストファー・マクォーリー(日本での表記は根拠不明に「マッカリー」)。
クリストファー・マクォーリーが、実写版「スター・ブレイザーズ」の脚本を執筆中
と報じた記事は、2011年2月11日付。
それから12年。
その間、彼の監督・脚本作品は、
- 『アウトロー』(2012)
- 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)
- 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)
- 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)
脚本作品は、
- 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011・クレジットなし)
- 『ジャックと天空の巨人』(2013)
- 『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)
- 『オール・ユー・ニード・イズ・キル 』(2014)
- 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)
- 『トップガン マーヴェリック』(2022)
ーーと堅調ながら、『スター・ブレイザーズ』(アメリカでの「宇宙戦艦ヤマト」の呼称)実現化の話は一向に聞こえてこない。
すると2023年6月20日付のこの記事によれば、
『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の脚本・監督のマクォーリーに、記者が「そういえばマクォーリーさん、たしか『スター・ブレイザーズ』の脚本を書いてたはずですが、どうなってますか?」的に訊いたらしく、
マクォーリー個人的には、子供の頃からテレビの同番組に慣れ親しんでおり、(1968年生まれなので、第1シリーズ放送の1979年には11歳だった)現代にアメリカ映画で実写化に大乗り気だった。
しかし映画会社の経営陣やプロデューサーで乗り気な人が全く見つからず、業界内の興味も喚起できないのに観客の支持共感を得られる目算は立たないだろうといつの間にか企画は頓挫。
今ではマクォーリーも、すっかりこの企画から心が離れ、蒸し返す気力もないんだとか。
「2199」立ち上げの頃は、日本の製作陣も鼻息が荒く、
「リメイクアニメの継続に『復活篇』(2009)の続編、さらに海外での実写版と、企画が目白押し」と豪語していたが、
「2202」以降はもはや誰も興味を示さず、
「宇宙戦艦は未来的でも、海上のボートが現代風のデザインなのはどう言うことよ」と呆れるしかなく、
後続エピソードの放送もなかったため、もうホントにどうでも良くなった。
この記事(コメントに支援されたSWユーチューバー)についたコメント。
JOE
↓
JOEさんの板橋克己嫌いはよく承知しております(笑)。
ティム・エルドレッドの数度の来日で、私が通訳を務める中で、
「2199」関連スタッフへのインタビューと並行し、
松本零士先生、聖悠紀先生に続き、板橋克己氏にもインタビューを試みました。
「2199」製作陣からは「松本裏切り組はヤマトとは無関係」と釘を刺され、
当時のエルドレッド氏のビミョーな立ち位置もあって板橋インタビューは未遂に終わりましたが、
コンタクトを取ろうと零士先生に電話したら、「今ここにいますよ」と、松本先生のご自宅内の、零時社の仕事部屋に居合わせていました。
板橋氏の繊細(で弱々しい)な画風のとおり、か細くやさしい声色でした。
晩年の松本先生と画業を共にした板橋氏。
スタジオぬえのガミラス(1974)から
白色彗星帝国(1978)のメカ精度の高まりに比して、
翌年の「新たなる旅立ち」(1979)のイモ虫型戦闘機等でデザインのガクンと質が落ちたショックは、
公開時期が1年しか隔たっていなかったからでもあって、
スター・ウォーズでジョンストン版の流麗なデザインからの
ダグ・チャン(チエン)のヘナチョコ画力 /デザイン力への急降下の落ち込みようが、
それほど実感されなかったのは、16年もの隔たりがあったから…かも知れない。
今回はここまで。
それはそうとジョー・ジョンストン氏はあの名作「OctoberSky(邦題・遠い空の向こうに)」を監督しているのですね(ロケッティアも好き)。
映画監督としても超有能。