1989〜2004
〈ワールド(設定)〉
〈M78星雲・光の国〉があるワールド
M78星雲・光の国(ウルトラの星)がある世界。光の国出身のウルトラ兄弟たちが所属する宇宙警備隊があり、多くのウルトラ戦士が、この世界で活躍している。レオ兄弟の故郷L77星、ゼアスの故郷Z95星雲・ピカリの国、ナイスの故郷TOY一番星があるのもこの世界だ。またブラックホールの向こう側にはアンドロ超戦士の故郷・アンドロ星もある。光の国では、マルチバース(多次元宇宙)の研究も進んでおり、他の世界で活躍するウルトラ戦士の動向も把握している。光の国の超科学力を使って、光の国から別の世界へ戦士を派遣したり、別の世界の戦士を光の国へ召喚することも可能だ。
〈東宝系③〉
1989/4/28
「ウルトラマン大会(フェスティバル)」
(『ウルトラマンUSA』は)日本では、「ウルトラマン大会(フェスティバル)」と題された3本立てプログラムの目玉として、1989年4月28日に劇場公開された。
↑1989年4月「29日」が公開日になっているが実際は28日。
『ウルトラマンUSA』『ウルトラマン』『ウルトラマンA 』の合間に、
数分の解説アニメが挿入され、そこをウルトラマンキッズが担当した。
上映されたのは日本語吹替版で、配給は東宝が担当。
円谷プロが米国の老舗アニメ制作会社ハンナ・バーベラ・プロダクションとの合作で制作した、アニメーション作品。
本作は、米国でのテレビシリーズ化を見据えて制作されたパイロット作品であり、「ULTRAMAN:THE ADVENTURE BEGINS」のタイトルで、1987年10月にニューヨークPIX局ほかでテレビ放送された。
シリーズ化は幻に終わったものの、「ウルトラマンG」「ウルトラマンパワード」へと続く海外制作ウルトラマンの可能性を開拓した作品として、その存在意義は大きい。
制作にあたっては、「マントをつけずに空を飛ぶ」というウルトラマンの基本的ヒーロー像がなかなか米国側に理解されず、デザインの擦り合わせに苦戦したという。
- ウルトラウーマンベス(アミアの転身)
- ウルトラマンチャック(エレクの転身)
- ウルトラマンスコット(ロトの転身)
アニメ制作はスタジオ・ザインと葦プロダクションが担当。脚本はジョン・エリック・シーワードが手がけた。
「ウルトラマンキッズのことわざ物語」に絵コンテで参加し、後に本作の監督を務めた日下部光雄は、以後も「ウルトラマンキッズ 母を訪ねて3000万光年」のシリーズディレクター、「ウルトラマンカンパニー」の監督などを歴任した。
そのほか、絵コンテには日本アニメ界を代表するコンテマンである奥田誠治、作画監督には「宇宙戦艦ヤマト2202」監督の羽原信義が参加。
先行する別企画のデザインコンペに応募していた雨宮慶太、杉浦千里らにクリーチャーデザインが依頼されている。
同時上映
同プログラムでは「ウルトラマン」第27話「恐怖のルート87」と「ウルトラマンA」第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」を同時上映。各作冒頭には作品紹介の役割で「ウルトラマンキッズ」の新作映像も挿入されている。
〈松竹系②〉
1990/4/14
1990/4/28
『ウルトラQ』「五郎とゴロー」「1/8計画」
「ウルトラQ」より、第2話「五郎とゴロー」、第17話「1/8計画」を劇場公開したもの。
円谷映像が制作した新作映画『ウルトラQ ザ・ムービー星の伝説』(監督・実相寺昭雄)と併映された(『Q ザ・ムービー』の公開第3週目から併映)。
上映会などを除いて「ウルトラQ」が正規に劇場で公開されたのは、このときが初であった。
1990/4/28
同時上映
『機動警察パトレイバー the Movie』(本公開1989/7/15 非ウルトラ・円谷)
『Qザ・ムービー』公開第3週より、一部劇場ではアニメ映画の『機動警察パトレイバー the Movie』がカップリング上映されている。
1990/12/15
※チラシは1種類だったが、
ポスターには2種類があった。
- ウルトラマングレート
劇場版
1990年12月15日に日本語吹替版を2本立てで公開され、6話以降の話は後に発売されるビデオ版に先駆けての公開となった。本作は1990年10月にロンドンとミラノで試写が行われた。本編でビデオ合成処理されていた光線技が新たにオプチカル処理されているほか、グレートの巨大化場面などが日本で新規に作り直された。また、第1話のハマー墜落場面やグレートの技など、ビデオでは未使用の映像を使った部分もあり、ナレーションやゴーデスの精神世界での声なども変更されている。戦闘中の掛け声とカラータイマー音は初代ウルトラマン(中曽根雅夫)のものを海外版と同時に使用。
本作は1990年12月15日より『ゴーデスの逆襲』『怪獣撃滅作戦』の2本立てで、一部新規カットもある再編集版が劇場公開された。
1996/3/9
ウルトラマン誕生30周年である1996年に向けて、テレビシリーズ「ウルトラマンネオス」の企画をプッシュする円谷プロに、電通から舞い込んだ出光とのタイアップ企画。これに乗る形で誕生したのが出光のガソリン「ゼアス」をその名に冠した劇場用映画『ウルトラマンゼアス』だった。
正統派ウルトラマンとして企画されていた「ネオス」との住み分けのため、コメディものとして考えられた本作。
「ウルトラマンティガ」に先駈けること半年、ウルトラマン30周年記念の3本立て興行「ウルトラマンワンダフルワールド」の1本として『ウルトラマンゼアス』は公開された。
合作映画を除けば、実写としては国内初の記念すべき完全新作のウルトラマン映画だった。
- ウルトラマンゼアス
同時上映
「ウルトラマンワンダフルワールド」と題された3本立て興行の1本。
「ウルトラマン」の映像を再編集、科学特捜隊のオリジナルキャストが新たな台詞でアフレコすることで、「ウルトラマン」の最終回「さらばウルトラマン」のオルタナティヴ・ストーリーに仕立てた。
ムラマツ隊長役の小林昭二は公開同年に惜しくも他界。本作が科特隊キャストが揃っての最後の出演作となった。
新規映像としてウルトラマンが分身して5人になるシーンとエネルギー切れ寸前のウルトラマンがイデが開発したミサイルで復活するシーンがある。
『ウルトラマンカンパニー こちらウルカン特捜(騒)隊で~す!』
『甦れ!ウルトラマン』と同じく、「ウルトラマンワンダフルワールド」の1本として上映された短編アニメ。
ファンシーにアレンジされたウルトラマンや怪獣たちの、警備会社ウルトラマンカンパニーでのドタバタ劇を描く。
1997/4/12
(『ゼアス』)好評を受けた続編『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』では、監督が(中島信也から)小中和哉に交代。劇中でK-1をフィーチャーしたのは、併映作『最強への道』との兼ね合い=背景もあるが、それを小中監督がスポ根テイストに落とし込み、第2期ウルトラマンシリーズを感じさせる作品に着地させている。
- ウルトラマンシャドー
——が劇中で新登場。
同時上映
『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』の併映作『ウルトラニャン 星空から舞い降りたふしぎネコ』は、“ウルトラニャン”を主人公とする劇場アニメーション作品。脚本は「ウルトラマンダイナ」などの村井さだゆき。
猫座のフェリス星から地球にやってきたふしぎネコのニャンが、尻尾のリングによってウルトラニャンに変身する。ニャンは地球の少女はるかと出会い、密売者によるネコの消失事件に立ち向かう。
設定にSF要素や社会風刺を盛り込みつつも、“少女と猫”という女児向けアニメーションの王道プロットが敷かれ、キャラクター性抜群の猫たちが画面狭しと活躍する。
『最強への道 WELCOME TO THE K zone』(非ウルトラ・円谷)
『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』の、夜間帯の動員を狙ったK-1のPR映画として併映。
〈ワールド(設定)〉
〈ネオフロンティアスペースのワールド〉
ティガとダイナが活躍する世界。この世界の地球には超古代に宇宙から巨人が飛来しており、その巨人が残した像と地球人が一体化してウルトラマンが誕生している。また、宇宙開拓が進んでおり、ダイナが活躍した時代には地球人の手で火星に基地が建設されていた。ダイナはこの世界で活躍した後に宇宙の彼方へ姿を消し、その後、次元を越えて光の国の世界、フューチャーアース、惑星カノンなどに現れている。
1998/3/14
『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』
↑劇場用パンフレット表紙
1996年3月公開の『ウルトラマンゼアス』以降、鈴木清プロデューサーによる完全新作のウルトラマンムービーを松竹系で公開するラインが、春のプログラムピクチャーとして恒例化していく。
その第3弾に対し当時の円谷プロ社長・円谷一夫が示した意向が、公開時期に放送真っ最中の「ウルトラマンダイナ」の劇場版とすることだった。
松竹との劇場版の枠は、テレビシリーズとは出自も社内の担当者も異なる全く別のラインだったが、劇場版を抱える鈴木清が、劇場版ならではのバリューとして提示したアイディアが、「映画でしか観ることができないティガとダイナ、夢の共演」だった。
こうして「ウルトラマンダイナ」放送中盤の1998年3月、『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』が全国公開される。
「ウルトラマン」の放送中に企画のみに終わった劇場版「ウルトラマン ジャイアント作戦」から30年。テレビシリーズの放送中に、その劇場版を完全新作で公開するという円谷プロの悲願が、ようやく果たされたのだった。
※劇場版/映画オリジナルのウルトラマン登場はありません。
同時上映
『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』の併映『ウルトラニャン2 ハッピー大作戦』では、ニャンは凶暴化したカラス軍団に立ち向かう。
ウルトラニャンは明確に「猫のウルトラマン」としてデザインされており、飛行能力やマネキウム光線などの技も持つ。
アニメーション制作は「Serial experiments lain」のトライアングルスタッフ。「タッチ」「YAWARA」などのシリーズ監督を務めてきたときたひろこが、2作ともに監督した。
脚本は平成期に本家「ウルトラマンG」に参加した會川昇。
〈ワールド(設定)〉
〈ウルトラマンガイアがテレビで放送されているワールド〉
本当のウルトラマンは存在せず、ガイアがテレビのヒーローとして親しまれている世界。願いをかなえる赤い球の力によって、ガイアに変身する我夢が、この世界に呼び寄せられている。また、最後の決戦では赤い球の力でダイナとティガも現れ、ガイアと共に活躍した。
1999/3/6
『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』
「ウルトラマンガイア」放送中の1999年には3大平成ウルトラマンを共演させた『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』が公開される。
※劇場版/映画オリジナルのウルトラマン登場はありません。
同時上映
「ウルトラマンキッズ」が確立した“ファンシーウルトラマン”というビジネスモデルはその後も脈々と受け継がれ、1990年代中盤からは極限まで省略したイラストタッチが特徴の「M78ウルトラマン」シリーズが、グッズやアパレルに展開。
映画『ティガ・ダイナ&ガイア 超時空の大決戦』の併映作品として映像化もされた。
〈ソニー・ピクチャーズ系〉
2000/3/11
(「ティガ」「ダイナ」「ガイア」)3部作の放送を終えた2000年にはティガ初の単独劇場版として『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』(監督・村石宏實)が公開される。
- カミーラ
- ダーラム
- ヒュドラ
- 太古の光の巨人たち
- ティガダーク
- ティガトルネード
- ティガブラスト
2300年、木星はゴミ捨て場として利用された為に環境破壊を引きおこし、木星を取り巻くスペースデブリ(宇宙ごみ)が怪獣デブリタウロス、デブリファルドとなる。
2019年、自分の名を呼ぶ不思議な少女ルリの声を聞いたイクルは、光に包まれ、気がつくと少年の姿で、2300年の火星にいた。イクルは、火星を守るため、ウルトラマンティガとなり、怪獣デブリタウロス、デブリファルドに立ち向かってゆく。
出演者
- ルリ:伊澤麻璃也
- イクル少年:河本紘志
-
- 声の出演
- イクル:飛田展男
- 謎の声:内海賢二
- アナウンサー:河内孝博
- ナレーション:真地勇志
スタッフ
- 企画・製作:五藤光学研究所、円谷プロダクション、バンダイ
- 監督:田中正明
- 音楽:矢野立美
- 主題歌:TAKE ME HIGHER(コロムビア・ヴァージョン):歌:前田達也、石原慎一、風雅なおと
〈コスモスペース〉のワールド
コスモスが活躍する世界。この世界ではウルトラマンレジェンドの伝説が語り継がれており、コスモスとジャスティスが一体化して、レジェンドになったこともある。コスモスと一体化していたムサシは、地球を守った後に遊星ジュランで怪獣たちと平和に暮らしているが、他の世界のウルトラマンたちがピンチになった時には再びコスモスとなり、力をかしている。
2001/7/20
『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』
「ウルトラマンコスモス」は全65話に及ぶテレビシリーズに加え、4本の劇場版も制作された記録的シリーズだった。
そのプロローグ、『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』では、「ウルトラマン」の生みの親の一人、飯島敏宏(2021年10月17日没)を脚本・監督に迎え、10歳のムサシとコスモスの出会いを描いた。
『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』以来の劇場版登板となった飯島だが、少年の抱く思いに優しく寄り添う目線や牧歌的世界観は健在で、平成ウルトラマンシリーズとは全く異なるカラーを提示して見せた。
また、飯島の希望で自身が生みの親であるバルタン星人が復活。飯島はかつて「ウルトラマン」放送当時に企画された劇場版「ウルトラマン ジャイアント作戦」や、後年、撮影寸前にまでこぎつけた「ウルトラマン バルタン星人大逆襲」で繰り返しバルタン星人を銀幕に登場させようとしてきた。悲願達成となる本作では、行きすぎた科学の犠牲者であるバルタン星人が、人々の唄う子守唄で眠りにつくという飯島ならではの描写が見られる。
※劇場版/映画オリジナルのウルトラマン登場はありません。
2002/8/3
(『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』に)続く『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』は、テレビシリーズの立ち上げに貢献した北浦嗣巳(きたうら・つぐみ)が監督となり、脚本も長谷川圭一と川上英幸が担当、従来の平成ウルトラマンカラーへの揺り戻しが起こった。
サイパンでの大規模のロケや、謎のヒーロー・ウルトラマンジャスティスの登場といったトピックを加え、カオスヘッダーとの決着後のコスモス世界に新展開をもたせている。
- ウルトラマンコスモス スペースコロナモード
- ウルトラマンジャスティス スタンダードモード
——が劇中で新登場。
同時上映
全ウルトラマンのバトルシーンを25分間で総ざらいする総集編的作品。
テレビの中に飛び込んだウルトラマン大好き親子が歴代の戦いを目撃し、応援、助太刀していく様が、過去の映像への合成も使って表現された。ラストは総勢28人のウルトラマンが集結し、怪獣たちの怨念の集合体を迎え撃つという夢の新撮バトルが描かれた。
【28人の内訳】
- キング
- 父
- 母
- ゾフィー
- 初代マン
- セブン
- ジャック
- エース
- タロウ
- レオ
- アストラ
- ジョーニアス
- 80
- ユリアン
- チャック
- スコット
- ベス
- グレート
- パワード
- ネオス
- セブン21
- ゼアス
- ティガ
- ダイナ
- ガイア
- アグル
- コスモス
- ナイス
2002年9月7日には、
子供時代のムサシを主人公にした
『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET ムサシ(13才)少年編』も一部の劇場で公開された。
『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』には、中学生時代のムサシが未来を幻視するという筋立てで作品を再構成した、「ムサシ(13才)少年編」と呼ばれる別バージョンも存在している。
『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』の劇場公開を前に発生した主演俳優誤認逮捕事件を受け、代替用として急遽制作された作品。
同主演俳優の登場シーンを差し替えるため、劇場版での前作『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』において子供時代のムサシを演じた東海孝之助が主演となっている。
子供時代のムサシの視点で再構成されているが、内容は『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』のダイジェストともいえる構成であり、作品の上映時間も約15分間短縮されている。
結果的にコスモスの放送が再開されたことで『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』の公開が可能となったことから、今作はいったん行き場を失ったが、同作公開から1ヶ月後、一部都市で公開された。
2003/8/2
『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』
↑劇場用パンフレット表紙
劇場版最終作『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』では、足かけ3年に及ぶコスモス世界を締めくくるべく、ムサシの母やTEAM EYESの面々、テレビシリーズで保護された怪獣たちに至るまで、「コスモス」を代表するキャラクターたちが総登場。ラストは、ムサシが保護地区の怪獣たちを新たな安住の地である遊星ジュランへ移送する様子が描かれ、ムサシが夢見た“怪獣との共存”の到達点とされた。
- ウルトラマンコスモス フューチャーモード
- ウルトラマンジャスティス クラッシャーモード
- ウルトラマンレジェンド
同時上映
『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』
ウルトラマンキング生誕30万年祭の余興として、軽装スタイルにアレンジされたウルトラマンや怪獣たちが激しいダンスバトルを繰り広げる。前作『新世紀ウルトラマン伝説』で挿入された「ウルトラマンエクササイズ」の要素を発展させた。両作は、劇場版シリーズのプロデューサー、鈴木清が自ら監督を務めている。
↑劇場用パンフレット(裏)表紙
【29人の内訳】
- キング
- 父
- 母
- ゾフィー
- 初代マン
- セブン
- ジャック
- エース
- タロウ
- レオ
- アストラ
- ジョーニアス
- 80
- ユリアン
- チャック
- スコット
- ベス
- グレート
- パワード
- ネオス
- セブン21
- ゼアス
- ティガ
- ダイナ
- ガイア
- アグル
- コスモス
- ナイス
- ジャスティス
ウルトラファンクジャムのメンバー11人
- セブン・シャッフル
- エース・ギャラクシーステップ
80 ・スーパークール- ゼアス・ファンキーグルーブ
- B-BOY・ゼアスJr.
- ティガ・スピニング
- ダイナ・ロックステディ
- ガイア・エレクトリック
- アグル・ブギーダウン
- コスモス・エアー
- ジャスティスポインター
——が劇中で新登場。
※〈ワールド〉は、〈M78星雲・光の国〉があるワールドに準ずる。
〈N〉のワールド
ウルトラマンノアの光が、ザ・ネクストやネクサスに変化した世界。この世界では怪獣〈スペースビースト〉との戦いは秘密裏に行われており、防衛隊の存在も隠されている。ノアは次元を越えて移動する力を持っており、伝説の存在として様々な世界に出現。ウルティメイトフォースが活躍したアナザースペースには、次元を越える力を秘めた白銀の鎧・ウルティメイトイージスを残していた。
2004/12/18
劇場版担当プロデューサーの鈴木清は、以前から“ウルトラマン映画の観客層の拡大”を狙った“大人も楽しめるウルトラマン”の企画を小中和哉、長谷川圭一とともに温めていた。
そのコンセプトを、「ウルトラマンコスモス」の劇場作品3本を終えた2004年公開枠で実行に移すこととし、本作は作られた。
志高く作られた本作だが、狙った観客層と宣伝戦略の足並みが残念ながら揃わず、興行成績は不本意な結果に終わった。
-
ウルトラマン ザ・ネクスト アンファンス
- ウルトラマン ザ・ネクスト ジュネッス
——が劇中で新登場。
次回(ウルトラマン映画史【完全版C】2023)に続きます。
早速の回答ありがとうございました。
作り手の認識不足、ひとえにウルトラマンってのは、こういうもんだろ。確かにそんなものかもしれませんね。
ハヤタの件も帰ってきたウルトラマンに隊員服姿のハヤタとダンが客演したこと自体が当時小学生の私には嬉しかったですし何にも疑問に思いませんでした。単純に作り手から当時の子供達へのプレゼントだったんでしょうし放送から50年経っても見られ矛盾に対してネタにされるとは思わなかったでしょうから。惜しまれるのは救助に駆けつけるだけでなく共闘して怪獣や星人を倒してくれたら当時の子供たちは歓喜しただろうと思います。
ナックル星でのハヤタのネクタイの色や携帯している銃が当時と違うとかタロウに客演した回に変身ポーズをとった手にはフラッシュビームは握られていないとかエースに客演したウルトラ兄弟の声がエース声などと今見返すとツッコミどころ満載ですけど変身前の役者やウルトラ兄弟が勢揃いする事自体に意義があったんでしょうね。
ウルトラマンタロウに関してですが、第1話で瀕死の重傷を負った東光太郎にウルトラの母がウルトラの命を与えウルトラマンタロウが誕生するわけですが通例ですと憑依する地球人に対しウルトラマンが姿を表し一心同体となる旨の会話をし憑依しますがタロウは姿を見せておらず会話もしておりません。あれは憑依ではなくタロウというウルトラの命と東光太郎が合体してウルトラマンタロウという一人の存在が誕生したのではないでしょうか?だからタロウの声は変身しても演者の篠田三郎さんの声のままなんではないかと個人的には思いますが東光太郎との合体時にウルトラマンタロウが誕生したとするとムルロアの回でしたかウルトラの星に帰還した時タロウの通っていた小学校や飼っていたペットの話で矛盾がありますし映画『ウルトラマン物語』でのタロウの少年時代の話でまた矛盾が発生してしまいます。
最終回で人間として生きていくためにバッヂをウルトラの母に返却しますがタロウと東光太郎は分離したかどうかは明確にされておらず分離はしておらず変身アイテムを返しただけではないかと思ったりします。
ウルトラマンタロウという物語は、お伽話がベースと言ってしまえばそれまでですが
タロウの誕生、ウルトラの星への帰還、息子のタイガの誕生などをタロウとタイガの年齢を考えると、いったいいつの話なのか理解できません。
ウルトラマンにしてもスターウォーズにしてもシリーズが長期化すると矛盾だらけで整合性がとれなくなります。
あそこがおかしい、ここがおかしいなどと言わず新作を見られることに感謝して楽しもうとの考えもあるみたいですが新作が作られる度に今度こんな設定になりましたとかマルチバースの考え方を全肯定する気にはなれませんし矛盾を考察すること自体が楽しいかと思います。
ウルトラマンシリーズは長年見ていなかったのですが最近「帰ってきたウルトラマン」を全話視聴する機会があり改めて見ていろいろと考えてしまいました。
今回の映画のポスター画像を見ていますと当時見た東宝チャンピオンまつりは懐かしい思い出です。当時は立ち見や通路に座っての鑑賞は当たり前、スクリーンの前に寝そべって見た記憶もあります。『ゴジラ対メカゴジラ』を見に行った事はよく覚えております。
CGで不可能が無くなった映像よりもミニチュアや着ぐるみで苦心して作った映像の方が味があっていいですね。スターウォーズをはじめて映画館で見た衝撃が懐かしいです。
また長くなってしまい申し訳ありません。こんな深夜にコメント書いてますと何やってるんだろって思ってしまいました。