『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』IMAX/シネコンウォーズ外伝 | アディクト・データセンター

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『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』IMAX

2021/10/2 池袋グランドシネマサンシャイン シアター12 f−29

 

 

鑑賞が朝イチで、

その日に記事をまとめれば、

晩の更新に間に合ったはずなのにそうはせず、

渡良瀬橋/2021年歌の旅〈その2〉

で済ませたのには、以下のような理由があります。
 
読者の本作鑑賞の助けや手引きにならない
 
コロナを脱して初の映画館での作品鑑賞…だったんだが、
とにかくコンディションが整わない。
 
西新井から池袋に向かうバスでもずっとウトウト。
それは別にかまわないけど、
2020/1/3の『ワンダーウーマン1984』以来、

 

 

実にひさしぶりの池袋グランドシネマサンシャイン、

IMAX館内で予告編を見てても寝てしまい、

15日公開の『DUNE/デューン 砂の惑星』の予告はもちろん、
『ノー・タイム〜』本編の冒頭すら見逃してしまうと言う…。
 
その後も時折ウトウトが止まらず、
映画全体の半分くらいは寝てしまった。
 
誤解なきように断っておくと、
ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、
これまで私が寝落ちしてしまったような、
退屈な凡作ではなく、むしろかなりの成功作。
 
各場面をじっくり撮り過ぎなのと、
同じ様な状況や場面の繰り返しがくどいので、
そこをもっと刈り込めば、9時から始まった上映が、終わってみると11時58分などと言う、
2時間43分=163分もの本編上映時間にはならなかったのでは、
とぐらいはちょっと思うが。
 
ネタバレはしませんが、
本作がダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演ずる最終作だぐらいは宣言されてるのでみんな知ってるだろうけど、
私はクレイグボンドとの相性が悪かった。
 
シネコンウォーズ外伝
 
1作目(通算21作目)の『カジノ・ロワイヤル』(2006)を、
市川コルトンプラザのTOHOシネマズで観た際、

 

↓ヴァージンシネマズ市川コルトンプラザ(1999年11月27日〜2004年2月27日)

ごりり

↑TOHOシネマズ市川コルトンプラザ(2004年2月28日〜)

 
冒頭のフィルム上映に、映写機にカード型のゴミが混入。
上映開始しばらくの映像の一部が遮られ続けるトラブル。
 
 
終映後も出口で係員がお詫びするだけで、
ワーナー・マイカル浦和美園で、
 
イオンモール浦和美園がオープンした2006年4月21日に併設のシネコンは、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-みその
ワーナー・マイカルだった。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-その
 
『ユナイテッド93』(2006)鑑賞時、
上映前の落雷での停電から音響施設が完全復旧しておらず、
モノラル音声だったのを指摘したら、
次回鑑賞券のサービスがあったり、
『アリー/スター誕生』(2018)の品川IMAX鑑賞時、

なんて
どうどう
 
字幕表示に不具合があったからと、
次回IMAX鑑賞券が配られたのとは大違い。
 
2年後のクレイグボンド2作目(通算22作目)の『慰めの報酬』(2008)は、
がっつり『カジノ〜』から話がつながっているのではじめは期待大だったが、
退屈な凡作で、記憶も印象も至って希薄。
 
ところが当時はmixi(ミクシィ)の最盛期で、
マイミクのひとりが、『慰めの報酬』をベタ褒めで参った。
 
いや、別に個人的にお気に入りは人それぞれだからけっこうだけど、
あの凡作を傑作扱いする人の映画鑑賞眼は、一般客にはあてにならない、
自分はそんな役目だけはになうまいと意識を新たにした。
↑2021/9/29の高橋ヨシキ氏のFacebookより
3作目(通算23作目)の『スカイフォール』は、
結局映画館では見逃してしまい、
後年に日テレ放映版(2015)を視聴。
『私を愛したスパイ』(1977・通算10作目)以来、ボンド映画を必ず映画館で観るという習慣は、
『スカイフォール』で途絶えてしまい、
これのテレビ放送と時期を同じく、2015年公開の『スペクター』も見逃した。
 
そのため、
『ノー・タイム〜』が『スペクター』から引き継いでいるドラマ要素も理解できなかった。
——とまあ、こんな具合で、
あくまでも私個人的に、
ダニエル・クレイグ版ボンドと相性が悪かっただけで、
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の正当な評価ができず、
読者の皆様にも全く鑑賞の手引きにならない。
 
せめてものIMAX鑑賞推奨
 
だったらせめて、
IMAX版は正当比率(スタンダード4:3≒1.33:1)の天地までの画角も多く、
 
日本では、

池袋グランドシネマサンシャインと109シネマズ大阪エキスポシティの2館のみ、

元来のIMAXフォーマット、1.33:1をフル表示が可能。


他のレーザーIMAX館はのきなみ、

スクリーン比率が1.85:1(ビスタサイズ)で、

シネスコ作品(2.35:1)上映は上下に黒味でこなすが、

横幅にあわせて天地表示をするため、

純正IMAXならあるはずの、上下の画像情報はケラれて(欠落して)しまう。

 

本作のロケ撮影はこの画面効果を最大限に生かす絶品であり、
音響のすさまじさでビックリ啞然、思わず声を上げる場面が2つもあったので、
できればIMAXで観た方がいいことぐらいは申し添えておこう。
 
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