秋のウルトラ画像収穫祭2019-10
この記事(秋のウルトラ画像収穫祭2019-9)に続く月例企画。
一度はアカウントを凍結された、
今も生きている自動告知機能が、
思わぬ収穫。
↓それがこの画像。
こ、これは!
対モグネズン戦(11話1971/6/11初放送)でデビューした、
カラータイマー直下に杭(くい)のある、
帰/新/2世/ジャックの3着目スーツの
正仁全(正面仁王立ち全身像)カラー画像やないかーい!
いやあ、ピンタレストの告知機能、
大殊勲だね。
何しろ、この対モグネズンスーツ(サブちゃん)、
膝立ちポーズばかりで、
とにかく正仁全に事欠き、
↑あってもモノクロだった。
今回の写真、
元本は「小学一年生」のバッジ・(おたのしみデパート)販売告知のページなため、
↓模様の赤と眼光の黄色は追加着色され、
正確でないのが残念だが、
↓この書にも未掲載の写真で、
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特に膝あて模様の形状が鮮明に読み取れるため、
↓全身写真でも判型が小さかったり、膝がホコリまみれの物が多い。
ありがたいこと、このうえない。
と、これだけでは物足りないんで、
今回は、
本来は乳白色発光のはずのウルトラマンの眼光が、
どうして
黄色く変更されがちなのかについて。
「帰ってきたウルトラマン」(1971)で出版権が小学館に移行すると、
印刷/製版の加工ではなく、
「シルバー仮面」との番宣共演 1971年10月頃
これは番組本編の、
「エース」35話1972/12/1、
ドリームギラス戦に客演したゾフィーよりも早かった。
映像作品のマン系イエロー目は、
この唐突なゾフィーの後は、
しばらく出番がなく、
↓「タロウ」後半でじわじわと統一されていったが、
↓雑誌の方は、
それより前から、
↓マン系もずっとイエロー目だった。
これは最近、
↓知る限り唯一のBタイプ特写の例。別冊少年マガジン11月号(1966年)
電飾は死んでいるので眼光がなく、
黒っぽく沈みがちなため、
透明のはずが黄ばんだポリ成形の目の色がくすんでいて見映えが悪かった。
そこで、
雑誌撮影用に貸し出されるスーツは、
目の部分にイエローが上塗りされているものが多用された。
というよりも、
どうせ印刷処理で黄色目にされる手間を省くため、
↑ウルトラマン25周年、1991年の撮影。
↓アトラクショーの舞台裏
当初から黄色く目が塗られたスーツが貸与された。
と言う事情があったのでした!